AWS コマンドラインインターフェイス (AWS CLI) は、AWS のサービスを管理するための統合ツールです。ダウンロードおよび設定用の単一のツールのみを使用して、コマンドラインから AWS の複数のサービスを制御し、スクリプトを使用してこれらを自動化することができます。

AWS CLI v2 は、いくつもの新しい機能を提供します。インストーラの向上、および AWS IAM アイデンティティセンター (AWS SSO の後継) やインタラクティブな機能といった新しい設定オプションが含まれます。 

 

Windows
64 ビットの Windows インストーラをダウンロードし、実行します。

MacOS
MacOS PKG インストーラをダウンロードし、実行します。

Linux
Linux インストーラをダウンロード、解凍し、実行します。

Amazon Linux
AWS CLI は Amazon Linux AMI にプレインストールされています。

リリースノート
最新バージョンの詳細については、リリースノートを確認してください。


aws-shell はコマンドラインシェルプログラムで、AWS コマンドラインインターフェイスの新規ユーザーと上級ユーザーの両方に役立つ、便利で生産性を高める機能が用意されています。以下のような主な機能があります。

  • あいまい対応オートコンプリート機能
    • コマンド (例: ec2、describe-instances、sqs、create-queue)
    • オプション (例: --instance-ids、--queue-url)
    • リソース ID (例: Amazon EC2 インスタンス ID、Amazon SQS キュー URL、Amazon SNS トピック名)
  • 動的インラインドキュメント
    • コマンドの説明とオプションを入力と同時に表示
  • OS のシェルコマンドの実行
    • cat、ls、cp やパイプ入出力のような一般的な OS コマンドをシェル内で使用可能
  • 実行されたコマンドのテキストエディタへのエクスポート

詳細については、関連のブログ投稿を AWS コマンドラインインターフェースのブログからご覧ください。


AWS コマンドラインインターフェースのユーザーガイドでは、ツールのインストールと設定について順を追って説明します。その後、コマンドラインから AWS サービスに接続できるようになります。

$ aws ec2 describe-instances


$ aws ec2 start-instances --instance-ids i-1348636c


$ aws sns publish --topic-arn arn:aws:sns:us-east-1:546419318123:OperationsError --message "Script Failure"


$ aws sqs receive-message --queue-url https://queue.amazonaws.com/546419318123/Test

コマンドラインを利用して、サポートされるサービスの確認、

$ aws help

サービスオペレーションの確認、

$ aws autoscaling help

サービスオペレーションのパラメータのヘルプを見ることができます。

$ aws autoscaling create-auto-scaling-group help


新しいファイルコマンドを使用すると、Amazon S3 オブジェクトを簡単に管理できるようになります。使い慣れた構文を使用して、S3 バケットのコンテンツをディレクトリを使用したリストとして表示できます。

$ aws s3 ls s3://mybucket

        LastWriteTime            Length Name

        ------------             ------ ----

                                PRE myfolder/

2013-09-03 10:00:00           1234 myfile.txt

単一フォルダコマンドで複数のファイルを再帰的にアップロード、ダウンロードできます。AWS CLI はこれらの転送を並列に実行して、パフォーマンスを改善します。

$ aws s3 cp myfolder s3://mybucket/myfolder --recursive

upload: myfolder/file1.txt to s3://mybucket/myfolder/file1.txt

upload: myfolder/subfolder/file1.txt to s3://mybucket/myfolder/subfolder/file1.txt

sync コマンドを使用すると、ローカルフォルダのコンテンツを S3 バケットのコピーと簡単に同期できます。

$ aws s3 sync myfolder s3://mybucket/myfolder --exclude *.tmp

upload: myfolder/newfile.txt to s3://mybucket/myfolder/newfile.txt


サポートされる全サービスの一覧については、「AWS CLI コマンドリファレンス」をご覧ください。


他の開発者とのコミュニケーションを図る: AWS CLI コミュニティフォーラム »

詳細情報と例: ユーザーガイド »

最新の AWS CLI ツールに関する詳細を確認する: リリースノート »

ソースコードの詳細を確認する: GitHub リポジトリ »