投稿日: Aug 11, 2016

Amazon S3 が IPv6 をサポートするようになり、アプリケーションが Ipv6 でオブジェクトストレージの Amazon S3 に接続できるようになりました。IPv6 のコンプライアンス要件を満たしたり、既存の IPv6 ベースのオンプレミスアプリケーションと簡単に統合、IPv4 とIPv6 のアドレス変換処理に必要な高価なネットワーク装置を排除することができます。IAM ポリシーにある既存のソースアドレスフィルタリング機能や IPv6 アドレスのバケットポリシーを利用して、Amazon S3 と相互作用するアプリケーションの安全性を維持するためのオプションを拡張できます。

まず、IPv4 と IPv6 の両方をサポートする Amazon S3 の新しい「デュアルスタック」エンドポイントにアプリケーションをポイントします。ネットワーククライアントはデフォルトで IPv6 を好む傾向にあるので、ほとんどの場合その他の設定は必要ありません。アプリケーションは、コード変更なしに既存の API や仮想ホスティング形式 (例: http://bucket.s3.dualstack.aws-region.amazonaws.com) またはパス形式 (e.g. http://s3.dualstack.aws-region.amazonaws.com/bucket) の URL を経由して引き続きデータにアクセスする場合があります。ただし、バケットと Identity and Access Management (IAM) ポリシーを検証し、新しい IPv6 アドレスに適したアクセスを設定しているか確認することをおすすめします。Amazon S3 の全機能で IPv6 サポートをご利用いただけます (ウェブサイトホスティング、Amazon S3 Transfer Acceleration、BitTorrent を用いたアクセスは対象外となります)。

Amazon S3 の IPv6 は AWS GovCloud、そして中国 (北京) を除くすべての商用 AWS リージョンにて追加料金なしでご利用いただけます。

Amazon S3 と IPv6 の詳細は Amazon S3 開発者ガイドと AWS 公式ブログをご覧ください。

 

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