投稿日: Sep 29, 2016
8 年前から販売されているスタンダードリザーブドインスタンス (「RI」) では、インスタンスファミリーの特定のインスタンスサイズをアベイラビリティーゾーン (「AZ」) で 1 年間または 3 年間使用するオプションを提供し、その代わりにオンデマンド料金に最大の割引 (平均で最大 40~60%) が適用されるようにしています。
ここでリザーブドインスタンスにおける 2 つの新たな改善点を発表します。
第一に、RI をリージョンの異なる AZ で実行している場合でも、割引が自動的にお客様のインスタンスに適用されるようになりました。これまで、RI ではキャパシティー予約と大幅な割引料金の両方を提供してきました。しかし、多くのお客様から、気に入っているのは割引であり、割引でより高い柔軟性が得られるのであればキャパシティー予約は必要ないというご意見をいただきました。こうした経緯から、RI のお客様にキャパシティー予約を放棄するオプションを提供し、インスタンスを実行するリージョン内の AZ にかかわらず、その RI 割引が自動的に適用されるような仕組みに変更しました。これにより、お客様は自社の RI と一致する適切な AZ でインスタンスを起動しなければならないという心配をする必要がなくなることから、自社のアプリケーションニーズに集中できるようになります。すべての RI でリージョンに関する特典があり、これは追加料金なしで提供しています。
第二に、コンバーティブル RI という新しい RI タイプを立ち上げました。コンバーティブル RI は、大幅な割引料金 (平均で最大 45%) とより高い RI の柔軟性を提供します。コンバーティブル RI を利用することで、お客様は RI に関連付けられているインスタンスファミリー、OS、またはテナンシーを随時変更できます。お客様は EC2 コンソールまたは API を使用して行いたい変更を簡単に指示します。新しいコンバーティブル RI において交換が同等またはそれ以上の支出である限り変更されます。
コンバーティブル RI とリージョンに関する特典は、AWS GovCloud (US) と AWS 中国 (北京) を除くすべての AWS パブリックリージョンで提供しています。この 2 つのリージョンについても、まもなく提供を開始する予定です。