投稿日: Jan 26, 2017
Amazon Cloud Directory では、柔軟性に優れたクラウドネイティブのディレクトリを構築し、複数のディメンションに沿ったデータの階層を編成できます。Cloud Directory を使うと、組織図、コースカタログ、デバイスレジストリなど、さまざまなユースケースのディレクトリを作成できます。Active Directory ライトウェイトディレクトリサービス (AD LDS) や LDAP ベースのディレクトリなど、従来のディレクトリソリューションでは単一の階層に制限されますが、クラウドディレクトリでは、複数のディメンションにまたがる階層を持つディレクトリを作成する柔軟性が得られます。例えば、報告体制、所在地、コストセンターの別々の階層内を検索できる組織図を作成できます。
Amazon Cloud Directory では、何億というオブジェクトへのスケールも自動的に行われ、複数のアプリケーション間で共有できる拡張可能なスキーマが利用できます。クラウドディレクトリはフルマネージド型サービスであり、インフラストラクチャのスケールやサーバーの管理など、時間や費用のかかる管理タスクについて考える必要がありません。単にスキーマを定義し、ディレクトリを作成して、Cloud Directory API を呼び出すことでディレクトリにデータを入力できます。
Amazon クラウドディレクトリでは、最低料金や先行投資はなく、使用した分だけのお支払いで済みます。AWS の無料利用枠の一部として、AWS のお客様は Amazon Cloud Directory を無料で使用できます。Cloud Directory の新規のお客様は、1 か月あたり 100,000 回の読み取り API コールおよび 10,000 回の書き込み API コールと 1 GB のストレージを、12 か月間無料でご利用いただけます。12 か月ご利用いただいた後は、使用した分のみ通常のレートで料金が発生します。12 か月の無料トライアル期間の超過使用については、通常のレートで課金されます。
詳細については、Amazon クラウドディレクトリの製品ページを参照してください。