投稿日: Oct 5, 2017
SQL コードで処理するデータを事前に変換するように Amazon Kinesis Analytics アプリケーションを設定できるようになりました。この新しい機能により、AWS Lambda を使用してフォーマットの変換、データのエンリッチメント、データのフィルタなどができます。Lambda 関数でデータを変換すると、データは Kinesis Analytics によってアプリケーションの SQL コードに送信され、リアルタイムで分析されます。
開始するには、AWS マネジメントコンソールの Kinesis Analytics アプリケーションページで AWS Lambda 関数を選択するだけです。Kinesis Analytics アプリケーションが Lambda 関数を使用して生データのレコードを自動的に処理し、変換済みのデータを SQL コードに送信して追加の処理を行います。
Kinesis Analytics は、GZIP や Kinesis Producer Library フォーマットを JSON に変換するなど、一般的なユースケースの Lambda 設計図を提供します。これらの設計図は変更せずに使用できます。または、お客様独自のカスタム関数を記述することもできます。この機能の例については、ブログ投稿「Pre-processing data in Kinesis Analytics with AWS Lambda」を参照してください。この機能の詳細については、Kinesis Analytics 開発者ガイドの「Using the Lambda Preprocessing Feature」を参照してください。
Kinesis Analytics は、新しいプログラミング言語や処理フレームワークを習得することなく、標準 SQL でストリーミングデータをリアルタイムで処理できる最も簡単な手段です。 Kinesis Analytics を使用すると、SQL を使用してストリーミングデータのクエリやストリーミングアプリケーション全体の構築を行うことができます。これにより、実用的なインサイトを得ることができ、ビジネスやお客様のニーズにすばやく対応できます。Kinesis Analytics は、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド) の各リージョンで利用できます。