投稿日: Nov 28, 2017
canary リリースデプロイを使用して、新しい API を Amazon API Gateway に段階的に導入できるようになりました。これにより、より安全に API の変更を導入し、新しいデプロイが影響する範囲を制限するうえで役立ちます。
canary の新しいステージレベル設定を使用して、ステージへの新しい API デプロイによって処理される API リクエストの割合を設定できます。また、canary 設定で新しいステージ変数を定義することもできます。ステージに対して canary 設定が有効になると、API Gateway は追加の Amazon CloudWatch Logs グループと、canary デプロイ API によって処理されるリクエストの CloudWatch メトリクスを生成します。これらのメトリクスを使用して、API の変更の効果を測定し、それに対応できます。たとえば、新しい API デプロイによって処理される API リクエストの割合を段階的に増やしたり、エラーが検出された場合は変更をロールバックしたりできます。
使用を開始するには、AWS マネジメントコンソール、AWS CLI、または SDK と API を使用して API ステージ設定を更新します。詳細については、ドキュメントを参照してください。
この機能は、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、米国西部 (北カリフォルニア)、カナダ (中部)、南米 (サンパウロ)、欧州 (アイルランド)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (ロンドン)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (ムンバイ) の各 AWS リージョンで利用できます。Amazon API Gateway の詳細については、製品ページを参照してください。