投稿日: Jan 26, 2018
AWS SAM は AWS CloudFormation を拡張して、サーバーレスアプリケーションで必要な Amazon API Gateway API、AWS Lambda 関数、および Amazon DynamoDB テーブルを定義する方法を簡略化します。現在では、新しいリソースタイプを使用して、わずか数行のテキストでサーバーレスアプリケーションを定義するために最適化された CloudFormation テンプレートを記述できるようになりました。
AWS SAM のサポートにより、AWS CloudFormation CLI を使用することでサーバーレスアプリケーションをパッケージ化およびデプロイでき、CLI ツール AWS SAM Local のベータ版を使用して、AWS SAM テンプレートで定義された AWS Lambda 関数をローカルでテストおよびデバッグできます。
AWS SAM でサーバーレスアプリケーション開発を始める最も簡単な方法は、AWS 開発者用ツールを使用することです。AWS Codestar を使用して SAM テンプレートを見つけることで、サーバーレスアプリケーションをすばやく簡単にセットアップおよびデプロイできます。Lambda 関数のローカルテストとデバッグには、AWS SAM Local がプリインストールされているクラウドベースの統合開発環境(IDE)の AWS Cloud9 を使用することもできます。AWS SAM は、関数の新しいバージョンのロールアウトを自動的に管理できる AWS CodeDeploy でもサポートされています。
AWS Serverless Application Model は、Apache 2.0 ライセンスで利用可能になり、エコシステムの他のユーザーがこれを採用し、商用ライセンスでビルド、デプロイ、モニタリング、管理の各ツールに組み込むことができます。
現在 AWS SAM は、Lambda を利用できるすべてのリージョンで使用できるようになっています。AWS Lambda を利用できるリージョンの詳細については、製品およびサービス一覧(リージョン別)をご覧ください。