投稿日: Sep 19, 2018
Redis 用 Amazon ElastiCache はこのたび、Redis クラスター、つまりシャーディング済みの Redis に対するリードレプリカノードの追加や削除ができるようになりました。これで、手動ステップやアプリケーション変更なしに、簡単に読み取りをスケールすることや、Redis クラスター環境の可用性を向上させることができます。Amazon ElastiCache では、シャードされていない Redis (非 Redis クラスターモード) に対するリードレプリカの追加と削除が既にサポートされています。
Redis クラスターは、複数の Redis ノードでデータセットの自動シャードを可能にします。レプリカの追加によって、クラスターの読み取りスループットを拡大し、アプリケーションの大容量の読み取りトラフィックをサポートします。リードレプリカはさらに、自動フェイルオーバーの有効化や可用性の向上にも使用可能です。本機能によって Redis クラスターの読み取りキャパシティーを適正化できます。ユーザーは、手動でスナップショットを撮ったり、撮ったスナップショットをシャードあたりのリードレプリカをほしい数だけ新しいクラスターに復元したりすることにわずらわされません。また、1 つ以上のシャードへのレプリカの追加や削除は簡単で、ElastiCache がバックグラウンドで Redis クラスターの調整に必要なステップをすべて実行します。ユーザーのクラスターは操作が進行中であっても、読み込み、書き込みが引き続き可能です。このリリースでは、クラスター作成時間が最大 40% 削減されており、クラスター作成が高速化されていることがわかります。
これらの機能は、すべての AWS リージョンでご利用いただけます。AWS マネジメントコンソールから、わずか数回のクリックでご利用を開始できます。