投稿日: Jul 30, 2019

Amazon EC2 または AWS Fargate で実行されている Amazon ECS サービスに、複数のターゲットグループをアタッチできるようになりました。ターゲットグループは、ロードバランサーの使用時に、登録されている 1 つ以上のターゲットにリクエストをルーティングするために使用します。サービスに複数のターゲットグループをアタッチすることにより、ECS サービスのインフラストラクチャコードの簡素化、コストの削減、管理のしやすさの向上を実現できます。 

これまで、1 つの ECS サービスにアタッチできるのは 1 つのターゲットグループのみでした。そのため、内部および外部向けのアプリケーションや複数の Network Load Balancer からのトラフィックを配信し、複数のポートを公開するといったユースケースでは、サービスのコピーを複数作成する必要がありました。 

今回、ECS サービスごとに複数のターゲットグループをアタッチできるようになりました。そのため、単一の ECS サービスを管理することで、内部と外部両方のロードバランサーからのトラフィックの配信や、複数のパスベースのルーティングルールおよび 1 つ以上のポートを公開する必要のあるアプリケーションのサポートが可能になります。 

詳細については、ドキュメントを参照してください。