投稿日: Sep 23, 2019
AWS Lambda では、開発者がコスト最適化のために Lambda 呼び出しを微調整できる新機能、バッチウィンドウのサポートを開始しました。この機能により、Kinesis データストリームおよび DynamoDB ストリームからのデータを処理する際、バッチ処理動作を詳細にコントロールできます。
Lambda では、一定のリズムでストリームからレコードを読み取り (例: Kinesis データストリームでは 1 秒に 1 回)、レコードのバッチで関数を呼び出します。バッチウィンドウを使用すれば、関数を呼び出す前に、バッチの構築のために 300 秒まで待機することができます。現在、次の条件のいずれかが満たされると、関数が呼び出されます。ペイロードサイズが 6 MB に達する、バッチウィンドウが最大値に達する、バッチサイズが最大値に達するのいずれかです。バッチウィンドウを使用すると、各呼び出しで関数に渡されるレコードの平均数を増やすことができます。これは、呼び出し回数を減らしてコストを最適化したい場合に役立ちます。
バッチウィンドウの使用は、AWS マネジメントコンソール、AWS CLI、AWS SDK for Lambda から開始できます。同機能は、AWS Lambda が利用可能なすべてのリージョンで、追加料金なしで使用できます。AWS Lambda を使用できるリージョンの詳細については、リージョン表を参照してください。詳細については、AWS Lambda 開発者ガイドの「AWS Lambda を Amazon Kinesis に使用する」および「AWS Lambda を Amazon DynamoDB に使用する」を参照してください。