投稿日: Jul 20, 2020
AWS Systems Manager Automation において、自動処理の同時実行数に関する上限が引き上げられました。これにより、IT オペレーターは、大規模な自動運用タスクを簡単に実行できるようになります。今後は、1 つのアカウントごとに最大で 100 個のオートメーションを同時実行可能です(これには、別のオートメーション実行により起動された子オートメーションも含まれます)。さらに多くのオートメーションを実行する場合は、最大で 1,000 個までの実行をキューに追加することもできます。加えて、25 個のレート制御オートメーション(同時実行値とエラーしきい値を含むオートメーション)を、追加のキュー 1,000 個を使用しながら実行させることも可能です。
お客様は Systems Manager Automation を使用して、一般的な IT タスクを大規模に実施するためのランブックを作成できます。これは、レート制御付きの Amazon マシンイメージ(AMI)を、一度のオペレーション実行で構築する際などに利用できます。従来の Automation では、レート制御オートメーションを含み(最大で 75 個の子オートメーションと 1,000 個のキュー使用する)25 個までのオートメーションを同時実行可能でした。今後は、より多くの同時実行と追加キューを、レート制御オートメーション用に Automation で利用できるようになります。
この機能は、AWS Systems Manager が提供されているすべての AWS リージョンで使用できます。詳細については、Systems Manager の製品ページ、および Systems Manager Automation のドキュメントをご参照ください。