投稿日: Oct 13, 2020
Kubernetes の進化のスピードは速く、新機能の追加やバグ修正によるリリースが頻繁に発表されています。Kubernetes 1.18 リリースのハイライトとして、ベータス版になった Topology Manager、Server-side Apply の新しいベータ版、および Ingress 設定のカスタマイズを簡単にする Ingress 仕様の新しい IngressClass リソースが含まれています。さらに、Horizontal Pod Autoscalingの動作を設定できるようになりました。Kubernetes バージョン 1.18 の詳細については、Kubernetes プロジェクトのリリースノートをご参照ください。
Amazon EKS の本番ワークロードで利用可能な Kubernetes バージョンと、クラスターの 1.18 バージョンへの更新方法についての詳細は、EKS のドキュメントをご参照ください。
Kubernetes バージョン 1.14 サポートに関する注意:
Amazon EKS では、直近の 4 つのリリースを完全にサポートすることで Kubernetes コミュニティのミラーリングをサポートします。Kubernetes 1.14、1.15、1.16、1.17、1.18 は現在完全にサポートされており、これらのリリースのうちいずれかを使用して新しいクラスターを開始できます。ただし、Kubernetes のリリースサイクルは年に 4 回であるため、すべてのお客様が継続的なアップグレード計画を策定することが重要です。
Kubernetes バージョン 1.14 は、2020 年 12 月 8 日にサポートが終了になります。同日より、新しい 1.14 クラスターを作成することもできなくなります。また、Kubernetes バージョン 1.14 を実行しているすべての EKS クラスターは Kubernetes バージョン 1.15 の最新プラットフォームに更新されます。
できるだけ早いうちに、既存の 1.14 およびワーカーノードを少なくとも 1.15 にアップグレードすることをお勧めします。EKS バージョンライフサイクルポリシーの詳細は、ドキュメントを参照してください。