投稿日: May 18, 2021
Kubernetes は急速に進化しており、新機能のリリースとバグ修正が頻繁に行われています。Kubernetes 1.20 リリースの注目点には、安定性が実現された RuntimeClass とプロセス ID 制限、デフォルトで有効化された API の優先順位とフェアネス、およびベータ版に移行した kubectl デバッグなどがあります。Kubernetes バージョン 1.20 の詳細については、Kubernetes プロジェクトのリリースノートを参照してください。
Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS) 上の実稼働ワークロードに利用できる Kubernetes バージョンと、クラスターの 1.20 バージョンへの更新方法についての詳細は、EKS ドキュメントを参照してください。Kubernetes 1.20 の Amazon EKS Distro ビルドは、ECR Public Gallery および GitHub から入手できます。
Kubernetes バージョン 1.16 のサポートに関する注意:
Amazon EKS は常に、少なくとも 4 つの Kubernetes バージョンに対するサポートを提供しています。現在、Kubernetes 1.16、1.17、1.18、1.19、および 1.20 が EKS によって完全にサポートされており、これらのリリースのいずれかを使用して新しいクラスターを開始することが可能ですが、Kubernetes は四半期ごとに更新されるので、お客様はそれを考慮した継続的なアップグレード計画を策定する必要があります。
Kubernetes バージョン 1.16 は、2021 年 9 月 27 日にサポートが終了します。 この日以降、新しい 1.16 クラスターの作成はできません。最終的に、Kubernetes バージョン 1.16 を実行している既存 EKS クラスターのすべては、Kubernetes バージョン 1.17 の最新プラットフォームに更新されます。
AWS では、可能な限り早急に、既存の 1.16 クラスターとワーカーノードを、少なくとも 1.17 にアップグレードすることをお勧めしています。EKS バージョンのライフサイクルポリシーに関する詳細については、こちらのドキュメントを参照してください。