投稿日: May 3, 2021
本日より、Amazon Relational Database Service (RDS) for Oracle と Amazon RDS for PostgreSQL が、Amazon RDS 暗号化クロスリージョン自動バックアップのサポートを開始しました。この機能は、既存の RDS バックアップ機能を拡張し、プライマリ AWS リージョンからセカンダリ AWS リージョンへのシステムスナップショットとトランザクションログの自動レプリケーションをセットアップする機能を提供します。これらのバックアップは、送信先リージョンの AWS KMS カスタマーマスターキーを使用して暗号化されます。
Amazon RDS 暗号化クロスリージョン自動バックアップ機能は、バックアップ保持期間内の特定の時点にデータベースを復元する機能を提供することにより、ミッションクリティカルなデータベースの災害対策機能を有効にします。これにより、プライマリ AWS リージョンが利用できなくなった場合に、オペレーションをすばやく再開できます。
Amazon RDS for Oracle は、ライセンス込みモデル、または独自のライセンス持ち込みモデルの Oracle データベースの任意のエディションをご利用のお客様のために、バージョン 12.1 (12.1.0.2.v10 から) 以降でこの機能をサポートします。Amazon RDS for PostgreSQL では、バージョン 9.6 以降でサポートしています。この機能を us-east-1 と us-west-2 の間、eu-central-1 と eu-west-1 の間、および ap-northeast-1 と ap-northeast-3 の間でご使用いただけます。
料金は、スナップショットのストレージと、スナップショットおよびトランザクションログのデータ転送で構成されます。プライマリ AWS リージョンからセカンダリ AWS リージョンへのデータ転送は、該当する AWS リージョンのデータ転送レートに基づいて請求されます。各エンジンのインスタンス、ストレージ、およびデータ転送の料金、ならびにリージョンの可用性については、Amazon RDS for Oracle の料金および Amazon RDS for PostgreSQL の料金を参照してください。
Amazon RDS を使用すれば、AWS でリレーショナルデータベースを簡単にセットアップ、運用、拡張することができます。Amazon RDS クロスリージョン自動バックアップの詳細については、ドキュメントページをご覧ください。