投稿日: Jun 15, 2021
本日、カメラやそのほかの動画制作機器などのライブ超高解像度 (UHD) 動画ソースを、AWS クラウドで動画処理するために AWS Elemental MediaLive に接続する高効率ビデオコーディング (HEVC) エンコードデバイスである AWS Elemental Link UHD の一般提供を発表しました。
高品質のライブ動画をクラウドにアップロードすることには困難が伴う場合があります。ほとんどのハードウェアは、設置、管理、トラブルシューティングを行うために現場で専門知識を必要とし、不定期に使用すると費用が高くなる可能性があります。多くの場合、機器は重く、騒音が発生し、涼しく保つためのリソースを必要とします。また、輻輳したネットワークを通じて確実に動画を送信することは困難です。
AWS Elemental Link デバイスは速やかに簡単に設定することができ、AWS アカウントに合わせて完全に設定された状態で出荷されます。デバイスを電源、IP ネットワーク、および SDI または HDMI 動画ソースに接続するだけです。接続されると、動画は 1 分以内に MediaLive コンソールで自動的に利用可能になり、視聴者にストリーミングする準備が整います。デバイスは、MediaLive コンソールを使用してリモートで制御および監視されます。GLO、Sherpa Digital、MediaKnit、Blaze Streaming Media、Streamly、ioio.tv、Spiritland Productions などのお客様は、Link HD の高品質動画と高速で簡単な設定を利用して、企業イベント、スポーツや音楽のライブ放送、フィットネスクラス、さらには医療専門家をトレーニングするための手術まで、さまざまなストリーミングアプリケーションで活用しています。
AWS Elemental Link UHD は、すべての Link HD 機能を利用し、UHD (4K 2160p60) ビデオフィード用の高性能 HEVC エンコーディング機能も提供します。Link UHD は最大 10 ビットのコントリビューションをサポートしているため、MediaLive チャネルで HDR 10 や HLG などのハイダイナミックレンジ (HDR) 出力を作成して、優れた動画画質で視聴者を楽しませることができます。
AWS Elemental Link は、AWS Media Services (クラウドベースのワークフローの基盤となるサービスファミリー) の一部である MediaLive と連携して、動画の伝送、作成、パッケージ化、保存、収益化、配信に必要な機能を提供します。詳細については、AWS Elemental Link 製品ページをご覧ください。