投稿日: Nov 22, 2021
Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS) が、Windows オペレーティングシステムで実行中のワークロードで Amazon ECS Exec のサポートを開始しました。2021 年 3 月にリリースされた Amazon ECS Exec により、お客様はエラーのトラブルシューティングを行い、診断情報を収集し、 開発中のコンテナでプロセスとやり取りし、コンテナへの「ブレークグラス」アクセスを取得して本番環境で発生した重大な問題をデバッグすることが容易になります。
Windows ベースのコンテナ化されたアプリケーションを実行している AWS のお客様は、多くの場合、コンテナのサブネットでコマンドを実行する必要があります。現在彼らは、コンテナを実行している Amazon ECS インスタンスにログインすることでこれを行っていますが、そこでは数ある中で、監査、アクセスコントロール、およびバッチ処理に関連する懸念が生じる可能性があります。Amazon ECS Exec を使用すると、彼らは実行中のコンテナへのインタラクティブなシェルまたは単一コマンドによるアクセスができるようになり、問題のデバッグ、エラーの診断、1 回限りのダンプと統計の収集、コンテナ内のプロセスとのやり取りが簡単になります。
Amazon ECS Exec for Windows は、すべての世界中の AWS リージョンで追加費用なしで利用できるようになりました。この機能は、ネットワークアドレス変換 (NAT) とタスクネットワーキングを用いた Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) インスタンスで実行中の Amazon ECS 最適化 Windows AMIs (2019 以降) でサポートされています。API、AWS コマンドラインインターフェイス (CLI) または AWS SDK から Amazon ECS Exec を使用して、実行中の Windows コンテナでコマンドを実施する方法については、ドキュメントページにアクセスするか、ブログ投稿をご覧ください。