投稿日: Sep 13, 2022
Amazon SageMaker Studio は、機械学習 (ML) 用の完全統合開発環境 (IDE) です。データサイエンティストとデベロッパーはこのサービスを使用して、データの準備からモデルの構築、トレーニング、チューニング、デプロイまで、機械学習ワークフローのすべてのステップを実行できます。SageMaker Studio には、ファストスタートのコラボレーションに適したノートブックが付属しています。Studio でノートブックをすばやく起動し、作業を中断することなく、基盤となるコンピューティングリソースを簡単にダイヤルアップまたはダイヤルダウンでき、数回クリックするだけでノートブックをリンクとして共有することもできます。本日、Amazon SageMaker Studio ノートブックに AWS Glue インタラクティブセッションとの統合が組み込まれたことを発表します。データサイエンティストやデータエンジニアは、AWS Glue インタラクティブセッションが管理する、Apache Spark のサーバーレスランタイム環境を使用して、Studio ノートブックで大規模なデータ準備をインタラクティブに行うことができます。
SageMaker Studio ノートブックから Glue インタラクティブセッションを使用するのは簡単です。Studio ノートブックに組み込まれた Glue PySpark または Glue Spark カーネルを選択すると、複雑なコンピューティングクラスターインフラストラクチャのプロビジョニングや管理を気にせずに、数秒でインタラクティブなサーバーレス Spark セッションを初期化できます。初期化が完了すると、Glue データカタログの閲覧、大規模なクエリの実行、Spark を使用したインタラクティブなデータの分析やデータの準備が、Studio ノートブックですぐに行えます。その後、準備したデータと SageMaker Studio 内の専用の機械学習ツールを使用して、モデルを構築、トレーニング、チューニング、デプロイできます。
SageMaker Studio の Glue インタラクティブセッションは、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (北カリフォルニア)、米国西部 (オレゴン)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ストックホルム)、欧州 (ミラノ)、欧州 (パリ)、欧州 (ロンドン)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (香港)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (大阪)、中東 (バーレーン)、アフリカ (ケープタウン)、南米 (サンパウロ)、中東 (バーレーン)、アフリカ (ケープタウン) の各 AWS リージョンで一般提供されています。詳細については、こちらのブログ記事とドキュメントをご覧ください。