投稿日: Jan 19, 2023
Amazon S3 ファイルゲートウェイでは、ゲートウェイごとのファイル共有数上限が 10 から 50 に増加しました。これまで、1 つのゲートウェイでサポートされるファイル共有は、最大でも 10 件でした。今回のリリースにより、ゲートウェイ管理者は 1 つのゲートウェイから最大 50 件のファイル共有を作成および管理できるようになりました。そのため、リソースを最適化し、時間および費用を節約できます。
ゲートウェイリソースの使用率が低い Amazon S3 ファイルゲートウェイユーザーは、少ないゲートウェイおよびリソースで共有をさらに追加し、多くのエンドユーザーに対応可能です。また、ゲートウェイ専用のリソースを減らすことで、インフラストラクチャのコストも節約できます。管理するゲートウェイが少なければ、その分ゲートウェイ管理者は他の活動にあてる時間を増やせます。
Amazon S3 ファイルゲートウェイを使用すると、オンプレミスアプリケーションはファイルを Amazon S3 のオブジェクトとしてシームレスに保存可能です。また、これらのファイルには、NFS や SMB といった業界標準のファイルアクセスプロトコルを使用してアクセスできます。Amazon S3 ファイルゲートウェイでは、オンプレミスで最近アクセスしたデータへの高速アクセスを維持しながら、オンプレミスのファイルデータを AWS に移行することが可能です。また、オンプレミスのファイルデータを AWS にバックアップすることも可能で、Amazon S3 に保存されたデータに対する低レイテンシーのアクセスをオンプレミスアプリケーションで実現します。
この機能は現在、AWS GovCloud (米国) リージョンを含むすべての商用リージョンの、新規作成したゲートウェイで利用可能です。既存のゲートウェイに対しては、次に予定されているソフトウェア更新時に利用可能になります。ぜひ、AWS Storage Gateway の製品ページで詳細をご確認のうえ、AWS Storage Gateway コンソールから使用を開始してください。