投稿日: Apr 17, 2024
本日より、お客様は AWS のコストと使用状況レポート (CUR) で Amazon Elastic Kubernetes Service (Amazon EKS) のコストを詳細に把握できるようになり、Kubernetes アプリケーションのコストと使用状況を分析、最適化、チャージバックできるようになります。AWS Split Cost Allocation Data for Amazon EKS により、お客様は Kubernetes アプリケーションが共有の EC2 CPU とメモリリソースを消費する方法に基づいて、個々のビジネスユニットやチームにアプリケーションコストを配分できるようになりました。
お客様は Amazon EKS を使用して、自動的にスケールアップおよびスケールダウンし、複数のアベイラビリティーゾーンにわたって可用性の高い設定で実行するアプリケーションを作成できます。Split Cost Allocation Data for Amazon EKS を使用すると、お客様はコンピューティングとメモリの使用率に基づいてポッドレベルのコストをきめ細かく把握できます。お客様はこれらのコストをクラスター、名前空間、その他の Kubernetes プリミティブごとに集計して、個々のビジネスユニットやチームにコストを配分することができます。また、お客様は未使用の CPU またはメモリリソースを特定できるため、クラスター構成を最適化して非効率性を最小限に抑えることができます。オプトイン後、これらのコストデータは 24 時間以内に AWS CUR で利用できるようになります。 お客様は Containers Cost Allocation ダッシュボードを使用して Amazon QuickSight でコストを視覚化し、CUR クエリライブラリにより Amazon Athena を使用してコストをクエリできます。
Split Cost Allocation Data for Amazon EKS は、中国を除くすべての AWS 商用リージョンで利用できます。AWS CUR で Amazon EKS ポッドレベルのコストデータを受信し始めるには、「AWS のコストと使用状況レポート」、「Understanding Split Cost Allocation Data (分割コスト配分データについて)」、および「Improve cost visibility for Amazon EKS using Split Cost Allocation Data (分割コスト配分データによる Amazon EKS のコスト視覚化の向上)」を参照してください。