AWS Application Cost Profiler

マルチテナントアプリケーションの詳細なコストインサイト

AWS Application Cost Profiler は 2024 年 9 月 30 日をもってサービスを終了し、新規のお客様の受け付けは終了しました。

AWS Application Cost Profiler では、ソフトウェアアプリケーションによって使用される共有 AWS リソースの消費を追跡し、テナントベース全体の詳細なコストの内訳をレポートできます。共有インフラストラクチャモデルを使用して規模の経済を実現しながら、複数の次元にわたる詳細なリソース消費情報に対する明確な見通しを維持できます。

共有 AWS リソースのバランスに優れたコストインサイトにより、アプリケーションを実行している組織は正確なコスト配分モデルのデータ基盤を確立でき、ISV が販売するアプリケーションがお客様の収益性をより良く理解して、エンドカスタマー向けの料金戦略をカスタマイズすることが可能となります。

利点

コスト効率

共有リソースの使用状況を追跡および計算するための独自のビッグデータインフラストラクチャを構築して維持するためにエンジニアリングやインフラストラクチャリソースに投資する必要はありません。また、共有リソースの消費をサービス全体の AWS 請求情報と相関させ、内部および外部ユーザーのレポート機能を管理するための継続的な取り組みに支出する必要もありません。AWS Application Cost Profiler を使用すると、無料で使用を開始でき、レポートの料金のみをお支払いいただきます (最初の 30 GB は無料でご利用いただけます)。

柔軟なデータ収集

独自のメータリングツールまたはサポートされているログメカニズムを利用し、AWS SDK を介して API を通じて AWS Application Cost Profiler を使用して、テナントの使用状況メタデータをファイル形式で収集し、取り込むことができます。どちらのメータリングソリューションを選択した場合でも、AWS Application Cost Profiler は、アプリケーションのテナントの使用状況を計算し、リソースの使用状況および請求データと相関させます。

マージン分析

詳細なテナントレベルのリソース使用状況とコストに関する情報により、リソースの使用状況と収益性をより良く理解できるため、アーキテクチャの設計、製品の価格戦略、およびコスト割り当てモデルを調整して、コストについての説明責任とより高い ROI を実現できます。カスタマイズされた市場投入およびコスト管理戦略によって安心してスケールし、支出と使用状況の傾向を詳細に理解します。