Amazon Cloud Directory を利用すべき理由
Amazon Cloud Directory では、柔軟性に優れたクラウドネイティブのディレクトリを構築し、複数のディメンションに沿ったデータの階層を編成できます。Cloud Directory を使うと、組織図、コースカタログ、デバイスレジストリなど、さまざまなユースケースのディレクトリを作成できます。Active Directory Lightweight Directory Services (AD LDS) やその他の LDAP ベースのディレクトリなどの従来のディレクトリソリューションでは単一階層に限定されますが、Cloud Directory では複数のディメンションにまたがる階層構造のディレクトリを柔軟に作成できます。たとえば、報告体制、所在地、コストセンターの別々の階層内を検索できる組織図を作成できます。
Amazon Cloud Directory では、何億というオブジェクトへのスケールも自動的に行われ、複数のアプリケーション間で共有できる拡張可能なスキーマが利用できます。完全マネージド型サービスのため、Cloud Directory では、インフラストラクチャのスケーリングやサーバーの管理といった、時間や費用のかかる管理タスクが発生しません。ディレクトリを作成して Cloud Directory API を呼び出すだけでディレクトリにデータを入力できます。