AWS Compute Optimizer が選ばれる理由
AWS Compute Optimizer はワークロードに最適な AWS リソースを推奨し、機械学習を使用して過去の使用状況に関するメトリクスを分析することで、コストを削減し、パフォーマンスを改善します。Compute Optimizer のデフォルトバージョンでは、アプリケーションの実行に使用する Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) インスタンス、AWS Fargate の Amazon Elastic Container Service (ECS) サービス、Amazon Elastic Block Store (EBS) ボリューム、AWS Lambda 関数、Amazon Relational Database Service (RDS) DB インスタンスの料金と、Amazon CloudWatch モニタリングの料金のみをお支払いいただきます。デフォルトの Compute Optimizer のオプションは、過去 14 日間の Amazon CloudWatch メトリクスを分析して、レコメンデーションを提供します。
月次または四半期の使用率パターンをキャプチャする Amazon EC2、Auto Scaling グループ、または Amazon RDS のレコメンデーションを受け取るために、Compute Optimizer の拡張インフラストラクチャメトリクス (有料機能) をアクティブ化できます。この機能をアクティブ化すると、Compute Optimizer は、デフォルトの Compute Optimizer オプションと比較して最大 6 倍の Amazon CloudWatch 使用率メトリクス履歴を取り込み、分析します (14 日間と比較して最大最大 3 か月の履歴)。 拡張インフラストラクチャのメトリクスの費用は、各リソースにつき 1 時間あたり 0.0003360215 USD で、リソースが実行されている 1 か月あたりの時間数に基づいて請求されます。この機能では、1 か月間 31 日フルで稼働するリソースの場合、1 リソースごとに月額 0.25 USD の料金がかかります。
AWS Compute Optimizer には追加料金はかかりません。お支払いいただくのは、アプリケーションの実行に必要な AWS リソースの料金と、Amazon CloudWatch モニタリングの料金のみです。
料金表
EC2 の拡張インフラストラクチャメトリクス | 1 か月あたりのリソースの実行時間数に基づく 0.0003360215 USD リソース/時間 |
RDS の拡張インフラストラクチャメトリクス | 1 か月あたりのリソースの実行時間数に基づく 0.0003360215 USD リソース/時間 |
料金の例
例 1: お客様は、7 月 15 日に、5 つの EC2 インスタンスの拡張インフラストラクチャメトリクスをアクティブ化します。EC2 インスタンスは、1 か月全体 (744 時間) にわたって実行されています。
7 月15 日に 5 つのリソースで拡張インフラストラクチャメトリクスをアクティブ化したとします。Compute Optimizer は、リソースが実行されている間、これら 5 つのリソースについてのみ、拡張インフラストラクチャメトリクスをアクティブ化したことについての料金を請求します。リソースが 31 日間 (744 時間) 実行されたと仮定すると、Compute Optimizer のその月末の請求額は次のように計算されます。
使用タイプ | リソース数 | リソースが実行されている時間 | 請求可能な時間 | 時間単位の料金 |
月額料金 |
拡張インフラストラクチャメトリクス | 5 | 744 | 744 | 0.0003360215 USD | 5 × 744 × 0.0003360215 USD = 1.25 USD |
例 2: お客様は、固定サイズ (4) の Auto Scaling グループについて、拡張インフラストラクチャメトリクスをアクティブ化します。7 月に Auto Scaling グループ内で実行された個別の EC2 インスタンスの数は 5 でした。
固定サイズの 4 インスタンス Auto Scaling グループについて、拡張インフラストラクチャメトリクスをアクティブ化したとします。Compute Optimizer は、その月にその Auto Scaling グループ内で実行されたインスタンスについてのみ、拡張インフラストラクチャメトリクスをアクティブ化したことについての料金を請求します。3 つのリソースが 31 日間 (744 時間) 実行され、2 つが半月 (372 時間) 実行されたと仮定すると、Compute Optimizer の月末の請求額は次のように計算されます。
使用タイプ | リソース数 | リソースが実行されている時間 | 請求可能な時間 | 時間単位の料金 |
月額料金 |
拡張インフラストラクチャメトリクス |
3 | 744 | 744 | 0.0003360215 USD | 3 × 744 × 0.0003360215 USD = 0.75 USD |
拡張インフラストラクチャメトリクス | 2 | 372 | 372 | 0.0003360215 USD | 2 × 372 × 0.0003360215 USD = 0.25 USD |
合計 = 1.00 USD |
例 3: お客様は、6 月 20 日に、5 つの EC2 インスタンスの拡張インフラストラクチャメトリクスをアクティブ化します。5 つのインスタンスは 15 日間 (360 時間) だけ実行されます。
6 月 20 日に 5 つのインスタンスで拡張インフラストラクチャメトリクスをアクティブ化したとします。Compute Optimizer は、これら 5 つのインスタンスについてのみ拡張インフラストラクチャメトリクスをアクティブ化するための料金を請求し、それらのインスタンスが実行された時間数についての料金を請求します。リソースが 15 日間 (360 時間) だけ実行されたと仮定すると、Compute Optimizer のその月末の請求額は次のように計算されます。
使用タイプ | リソース数 | リソースが実行されている 時間 |
請求可能な時間 | 時間単位の料金 | 1 か月あたりの 請求額 |
拡張インフラストラクチャ メトリクス |
5 | 360 | 360 | 0.0003360215 USD |
5 × 360 × 0.0003360215 USD = 0.6048387 USD |
料金に関するその他のリソース
AWS の月額料金を簡単に計算
個別のお見積もりをご希望の場合、AWS のスペシャリストに問い合わせる