Amazon EventBridge スケジューラ

スケジュールされたイベントとタスクを作成、トリガー、管理する

Amazon EventBridge スケジューラは、タスクやイベントを大規模にスケジュールできるサーバーレススケジューラです。EventBridge スケジューラでは、スケジュールパターンの設定、配信期間の設定、再試行ポリシーの定義を柔軟に行えるため、重要なタスクやイベントが必要なときに確実にトリガーされます。

利点

カスタムコードなしで、6,000 以上の API を使って 200 以上の AWS サービスを呼び出すことができます。

スケジューリングを自動的にスケール何百万ものタスクを確実にトリガーして、顧客の需要に対応します。

設定可能なスケジューリングパターン、タイムウィンドウ、タイムゾーン、再試行ポリシーにより、スケジューリングを簡素化します。

AWS 全体のすべてのスケジュールを一元的に作成、管理、維持できます。

仕組み

Amazon EventBridge スケジューラは呼び出しごとに料金が発生するタスクおよびイベントスケジューラで、ユーザーが定義したパラメータに基づいてトリガーされます。使いやすいリストビューを使用して、スケジュールされたすべてのジョブを一元的に管理できます。

ユースケース

ビジネスに不可欠な IT タスクを自動化します。柔軟なスケジュールオプションにより、手動で操作しなくても、ビジネスにとって都合の良いときにタスクをスケジュールできます。

アプリケーションやプラットフォームで EventBridge スケジューラを使用して、リマインダー、遅延アクション、または中断したところから継続するよう促すプロンプトを使用して、顧客にスケジューリングサービスを提供します。

EventBridge スケジューラはタイムゾーンをサポートしているため、スケジュールは顧客の地理的位置に合わせて自動的に調整されます。

特徴

フルマネージド

EventBridge スケジューラはサーバーレスであり、基盤となるインフラストラクチャをプロビジョニングしたり管理したりすることなく、いつでもタスクをスケジュールできるスケジューラです。

200 以上の AWS サービスをサポート

AWS サービスとの統合が事前に構築されています。数回クリックするだけで、200 以上の AWS サービスから選択してターゲットとして呼び出すことができます。

スケーラブルなスケジューリング

Amazon EventBridge スケジューラは、EventBridge Scheduled Rules の機能を拡張したものです。数千万のイベントやタスクをスケジュールできるスケーラブルなソリューションを提供します。

多数のスケジューリングパターン

cron、固定レート、1 回限りなど、複数のスケジュール形式から選択するか、ビジネス要件に合わせて制御できる時間枠を選択します。

グローバルスケジューリングサポート

EventBridge スケジューラでは、タイムゾーンを選択したり、夏時間を考慮したりして、どの地域の顧客にもより良いサービスを提供できます。

設定可能な再試行ポリシー

タスクが確実に呼び出されるように、再試行ポリシーとタイムアウトを含めるようにスケジュールを設定します。再試行の最大回数を指定したり、間隔を空けて再試行したり、デッドレターキュー (DLQ) を設定したりできます。

スケジュールの自動削除

スケジュールを自動的に削除するには、終了日を指定してスケジュールを設定します。完了時に削除すると、手動操作やカスタムコードなしでスケジュールを簡単に管理できます。

すべてのスケジュールの可視化

すべてのスケジュールを一元的に簡単に管理できます。スケジュールグループを作成し、タグを追加してスケジュールグループを整理および分類できます。AWS ターゲット全体のスケジュールを検索、ソート、フィルタリングできます。

呼び出し単位の支払い

1 か月あたりにトリガーした呼び出し回数に応じてお支払いいただきます。無料利用枠では、1 か月あたり 1,400 万件の呼び出しを無料で行うことができます。詳細は Amazon EventBridge 料金ページをご覧ください。