AWS ジャパン生成 AI 実用化推進プログラム
生成 AI を用いたお客様のビジネスイノベーションの加速を支援
お客様の生成 AI の活用を成功に導くため、2 種類の「AWS ジャパン生成 AI 実用化推進プログラム」
AWS ジャパン 生成 AI 実用化プログラムの応募受付詳細は、
2024 年 7 月 22 日 (月) 午前 11 時以降に公開いたします。
お客様の生成 AI の活用を成功に導くため、実用化のニーズに従い主に 2 タイプのお客様を想定した「AWS ジャパン生成 AI 実用化推進プログラム」の応募受付を開始。
2024 年 7 月 22 日より、アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 (以下、「AWS ジャパン」) は、生成 AI を活用したお客様のビジネスイノベーションの実現を支援する「AWS ジャパン生成 AI 実用化推進プログラム」(以下、「本プログラム」) を開始。本プログラムは、「モデル開発者」向けと「モデル利用者」向けの 2 種類で構成され、お客様の生成 AI の利用目的や検討状況に応じて最適な支援内容をご提供します。
「モデル開発者」向けのプログラムでは、お客様独自のデータを活用し、ビジネスの目的に合わせたファインチューニング、継続的な事前学習、または新規モデル構築などの手法を用いて基盤モデル自体をカスタマイズすることで、ビジネス課題の解決に取り組むお客様を支援します。
「モデル利用者」向けのプログラムでは、公開されている基盤モデルを活用し、さまざまな手法によりモデルの応答をカスタマイズすることによってビジネス課題を解決するお客様を支援します。
また本プログラムでは、総額で 1,000万 US ドル規模のクレジットを投資し、お客様のAWS サービス利用料負担を軽減し、生成 AI の実用化を推進します。
プログラム内容
本プログラムでは、「モデル開発者」向けと、「モデル利用者」向けそれぞれでご提供する支援内容が異なります。参加を希望されるお客様とAWS ジャパンの間で原則ディスカッションの場を設け、お客様の課題やそれに対するプランなどをヒアリングし、具体的な支援内容をご提案します。なお、本プログラムはお客様のプロジェクトスケジュールにあわせてご提供します。
「モデル開発者」向けの支援内容
1. 分析環境の構築支援
コンピューティングリソースの確保、分散トレーニングの環境構築支援、推論環境の構築支援、AWS クレジット (*) をご提供します。
*クレジットの受け取り及び使用にあたっては、AWS Promotional Credit Terms and Conditions が適用されます。また、提供するクレジット額には上限があります。提供するクレジット額は、AWS ジャパンにより決定させていただきます。
2. お客様が保有するデータの収集と整理を支援
モデルトレーニングやファインチューニングに向けた、お客様の業務ドメインに特化したデータの準備とデータの構造化を支援します。
3. 構築した基盤モデルの活用支援
各種 AWS イベントへの出展や講演、コンテンツハブやお客様事例ブログ掲載、AWS Marketplace リスティング支援、マーケティングなどを支援します。
AWS Marketplace へのリスティングを通じた、基盤モデルに対するビジネス戦略の検討も支援します。
*各イベントへの参加支援に当たり、AWS ジャパンと内容を検討の上、実施の判断をさせていただきます。
4. APN パートナーとの協業機会を提供
お客様が開発した基盤モデルを活用し、AWS パートナーネットワーク (APN) のパートナーが要件定義、システム設計、構築、テスト、運用を行う形での連携機会をご提供します。
*お客様のご要望を確認の上、必要に応じ適切なパートナーをご紹介します。
「モデル利用者」向けの支援内容
1. 生成 AI を用いたユースケースの特定と価値提案を支援
お客様のビジネスモデルや生成 AI で強化すべき製品機能を理解し、生成 AI を用いたユースケースの特定やその実行計画の検討支援を実施します。
2. 製品開発のガイダンス
生成 AI を含んだお客様サービスの製品開発プロセスをサポートします。これには、データ入力 / 出力の安全性、基盤モデルの監視、システム設計のベストプラクティス、およびデータのライフサイクル全体 (取り込み、保存、変換、使用) をカバーするデータインフラストラクチャの確立が含まれます。
3. 基盤モデルの選択とカスタマイズ
精度、レイテンシー、コストの考慮事項に基づいて、お客様のユースケースに最も適した 生成 AI のモデル選択を支援。プロンプト エンジニアリング、ファインチューニング、継続的な事前学習、お客様のデータを使用した拡張生成 (RAG) の取得などの技術を通じて、基盤モデルの応答をカスタマイズするガイダンスも合わせてご提供します。
4. APN パートナーとのコラボレーション
システムインテグレーションとコンサルティング サービスを提供する APN パートナーとのコラボレーションする機会をご提供します。
*お客様のご要望を確認の上、必要に応じ適切なパートナーをご紹介します。
また、個別の企業・団体への支援とは別に、生成 AI によって課題解決にチャレンジするお客様同士の情報交換や、最新情報へのキャッチアップのためのイベントを予定しています。
プログラムスケジュール
- プログラムのスケジュール :
2024 年 7 月 22 日 (月) 受付開始
2025 年 2 月 14 日 (金) 受付終了
お申し込みはこちら »
- プログラム開始時期
本プログラムへのお申し込み完了後、AWS ジャパンのアカウントチームが実施内容についてヒアリングを行います。実施スケジュールが固まり次第、本プログラムによる支援を開始します。
応募概要
- プログラム対象者
- モデル利用者 :
日本国内に法人又は拠点を持ち、生成 AI のビジネスへの適用をこれから検討する企業・団体 - モデル開発者 :
日本国内に法人又は拠点を持ち、独自データを用いて各企業に特化した生成 AI モデルのカスタマイズを検討している企業・団体
- モデル利用者 :
- 応募〜選考手続き
- 2024 年 7 月 22 日より、「モデル開発者」および「モデル利用者」の受付を随時行います。
- 応募いただいた中から、ビジネス的観点、技術的観点等、AWS ジャパンのアカウントチームが総合的に判断を行い選考させていただきます。
- 選考に当たり、AWS ジャパンのアカウントチームよりお申し込み時に記載いただいた内容について、詳細の確認が必要な場合に、別途ヒアリングを行うことがあります。
- 2024 年 7 月 22 日より、「モデル開発者」および「モデル利用者」の受付を随時行います。
- 応募方法
本プログラムへの応募を希望される企業・団体様は、応募フォーム よりご連絡ください。 応募フォームのご提出をもって応募の受付とさせていただきます。
応募にあたりご不明な点がございましたら、事務局メールアドレスまでお問い合わせください。
事務局メールアドレス:aws-jp-generative-ai-acceleration-program@amazon.co.jp
よくあるご質問(FAQ)
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Q1. 本プログラムは AWS ジャパンの独自のプログラムですか ?
A1. はい、AWS ジャパンが日本に法人または拠点を持ち、これからビジネスに生成 AI の適用を検討しているお客様、もしくはお客様独自のデータを用いて生成 AI のモデルをカスタマイズしたいお客様向けのプログラムです。
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Q2. 本プログラムの参加者は何を得ることが出来ますか ?
A2. 本プログラムでは生成 AI によるビジネス課題解決のために、お客様に適したアプローチに合わせた支援をご提供します。なお、当支援にはお客様のコスト負担の軽減を目的とする AWS クレジットの提供も含まれます。
例えば、基盤モデル自体のカスタマイズや開発が必要な「モデル開発者」のお客様には、コンピューティングリソースの確保支援、データ収集・整理の支援、環境構築支援に加え、基盤モデルの活用支援、AWS パートナーとの協業機会創出といった支援を行います。
また、既存の基盤モデルの活用によってビジネス課題の解決を目指す「モデル利用者」のお客様には、生成 AI のユースケース特定支援、製品開発のガイダンス提供、基盤モデルの選択と応答カスタマイズの支援、AWS パートナーとの協業支援等を行います。 -
Q3. 本プログラムはどのような基準で参加者を決定するのですか ?
A3. 技術的観点、ビジネス的観点などから総合的に判断の上決定します。
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Q4. 対象の企業や団体に制限、条件などはありますか ?
A4. 対象の条件は、日本国内に法人または拠点をもつ企業・団体であることです。これには、スタートアップ企業から大企業まで、また大学等に属する研究機関まで、広く含まれます。本プログラムに参加いただくにあたっては、AWS アカウントが必要となります。なお、以下に該当する企業・団体はご応募いただけません。
- 違法行為、または、AWS Acceptable Use Policy 違反のあった企業・団体
- Amazon の関連会社
- 米国政府、欧州連合、若しくはその加盟国またはその他適用ある政府当局が発動した制裁措置の対象者
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Q5. 既に生成 AI の開発を進めている企業や団体も参加できますか ?
A5. はい、すでに何らかの取り組みを始めている企業・団体でも参加いただけます。
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Q6. 画像や動画等のマルチモーダルな生成 AI を開発する企業や団体は本プログラムの対象になりますか ?
A6. はい。具体的なビジネス課題を生成AIで解決しようとする企業・団体であれば、解決手法は問いません。
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Q7. AWS ジャパンが本プログラムを通じて支援できる AWS クレジットの額はどれくらいでしょうか ?
A7. 本プログラム全体で 1,000 万 US ドル規模となります。なお、支援にあたって AWS クレジットをご提供する場合、想定コストの半額 (50%) を上限としてご提供します。
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Q8. 申し込み時点で、AWS アカウントを持っていない場合でも本プログラムへの参加は可能でしょうか ?
A8. 本プログラムへの参加に当たっては、AWS アカウントを有する必要があります。
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Q9. 「モデル開発者」と「モデル利用者」の両方への申し込みは可能でしょうか ?
A9. 各参加者に提供される本プログラムの種類は、どちらか一方となります。本プログラムに興味があることを表明いただいた後に、必要に応じお客様と AWS ジャパンの間でディスカッションの場を設定いたします。その中でお客様の課題やそれに対するプラン等をヒアリングし、ご提供する支援の具体的な内容をご提案いたします。
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Q10. 申し込みページで登録が完了すれば、本プログラムへの参加は確定でしょうか ?
A10. AWS ジャパンにて、プログラム応募時の入力情報を精査のうえ選考させていただきます。必要に応じてインタビューさせていただくこともあります。
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Q11. 申し込み後のキャンセルは可能でしょうか ?
A11. 本プログラムへの応募後にキャンセルを希望される場合は、事務局メールアドレスまでご連絡ください。
事務局メールアドレス:aws-jp-generative-ai-acceleration-program@amazon.co.jp