サポート終了のお知らせ: 2025 年 10 月 31 日をもって、AWS は Amazon Lookout for Vision のサポートを終了します。2025 年 10 月 31 日以降、Lookout for Vision コンソールまたは Lookout for Vision リソースにアクセスできなくなります。詳しい情報については、「Lookout for Vision の代替手段を探る」を参照してください。

Amazon Lookout for Vision では、実際に使用した分のみ料金が発生します。初期費用や最低利用料金はかかりません。プロジェクトを作成してベースライン画像をアップロードした後、Amazon Lookout for Vision を使用すると、製造ラインでカスタマイズした欠陥検出機械学習 (ML) モデルをトレーニングして、異常を検出できます。

異常を検出する方法として、Amazon Lookout for Vision のクラウド API を利用する方法と、トレーニング済みのモデルを任意のハードウェアデバイスにデプロイするエッジでの方法があります。Amazon Lookout for Vision モデルは、NVIDIA Jetson エッジアプライアンスまたは x86 コンピューティングプラットフォーム (NVIDIA GPU アクセラレーターを備えた Linux を実行しているもの) にデプロイできます。私たちは、Amazon SageMaker Neo を使用して、エッジ互換性のあるモデルをコンパイルしています。サポートの対象になっているデバイスのリストについてはこちらをご覧ください。AWS IoT Greengrass を使用して、エッジ互換のカスタマイズされたモデルをデバイスのフリートにデプロイして管理できます。AWS IoT Greengrass サービスは、別途料金をお支払いいただきます。

請求額は 3 つの要素で構成されています。モデルのトレーニングにかかる料金 (トレーニング時間)、クラウドでの異常検出にかかる料金 (クラウド推論時間)、エッジでの異常検知にかかる料金 (エッジ推論ユニット) です。 

トレーニング時間

欠陥検出モデルのトレーニングにかかる時間数に対して料金が発生します。Amazon Lookout for Vision は、複数のコンピューティングリソースを並行してプロビジョニングして、モデルをすばやくトレーニングできます。例えば、Lookout for Vision では、3 つのコンピューティングリソースをプロビジョニングして同時に実行する場合があります。各リソースは、3 つの異なるアルゴリズムを使用して、30 分間実行します。そして、自分のモデルに最適なアルゴリズムを選びます。つまり、トレーニング済みのモデルは 30 分以内に使用できるようになりますが、請求対象の時間数は 1.5 時間 (30 分 × 3 リソース) になります。

クラウド推論時間

カスタマイズしたモデルで異常や欠陥を検出した時間数に対して料金が発生します。モデルを使用して欠陥を見つけるために、Lookout for Vision は、推論ユニットと呼ばれる少なくとも 1 つのコンピューティングリソースをプロビジョニングします。1 つのクラウド推論ユニットは、1 時間の処理に相当し、最大で 5 トランザクション毎秒 (TPS) をサポートできます。追加の推論ユニットをリクエストすることにより、製造ラインの需要に応じて欠陥検出能力を増減できます。欠陥検出モデルを使用する推論ユニット * 推論時間ごとに請求されます。例えば、2 つの推論ユニットを使用していて、モデルを 8 時間使用する場合 (午前 9 時に開始し、午後 5 時に停止する)、8 * 2 = 16 の推論時間が請求されます。モデルの使用を明示的に停止しない場合、モデルを使用して異常を積極的に検出していなくても、引き続き課金されます。

エッジ推論ユニット

Lookout for Vision のエッジ推論ユニットを使用するごとに、月額料金が発生します。1 つのエッジ推論ユニットは、お客様のエッジアプライアンスにデプロイされた Lookout for Vision モデルが、接続されたカメラストリーミングから 1 分間に最大 120 件の検査を処理するために使用するコンピューティングです。エッジアプライアンスあたりのエッジ推論ユニットの数 * 欠陥検出モデルを使用しているエッジアプライアンスの数に基づいて、毎月請求されます。Lookout for Vision は、接続された 1 つのカメラストリーミングから 1 か月あたり最低 1 つのエッジ推論ユニットの料金が発生します。例えば、1 分間で 100 枚のシリコンウェハーを製造する生産ラインから欠陥のあるシリコンウェハーを検出するためにエッジアプライアンスにデプロイされた Lookout for Vision モデルは、1 か月あたり 1 つのエッジ推論ユニットを消費します。この例の月額料金は、1 エッジ推論ユニット * 1 エッジアプライアンス = 1 エッジ推論ユニットとなります。

通常、1 つのアクティブなカメラストリーミングは 1 分間に最大 120 件の検査をサポートすることができ、1 か月につき 1 つのエッジ推論ユニットを使用することがわかりました。例えば、Lookout for Vision の異常検出モデルを実行しているエッジアプライアンスに 2 個のアクティブなカメラストリーミングが接続されている場合、その月に 2 個のエッジ推論ユニットの料金が請求されることになります。また、エッジアプライアンスが 5 個あり、それぞれが 2 個のエッジ推論ユニットを使用している場合、その月の請求額は 5 * 2 = 10 エッジ推論ユニットとなります。エッジアプライアンスで Lookout for Vision を 1 日 4 時間または 24 時間積極的に使用しているかどうかにかかわらず、特定の月に、当該のエッジアプライアンスでのクエリレートが 120 件の検査/分を下回っている限り、1 つのエッジ推論ユニットの料金が請求されます。 

AWS 無料利用枠

AWS の無料利用枠の一環として、Amazon Lookout for Vision を無料で開始していただけます。無料利用枠は 3 か月間利用でき、1 か月あたり無料トレーニングが 10 時間、無料クラウド推論が最大 4 時間、無料エッジ推論が最大 5 ユニット含まれます。

料金表

Amazon Lookout for Vision のトレーニングと推論の使用は 1 分単位で課金されます。最低 1 分から課金されます。

* Amazon Lookout for Vision のトレーニングとクラウド推論の使用は 1 分単位で課金されます。最低 1 分から課金されます。
** Amazon Lookout for Vision エッジ推論は、エッジアプライアンスごとに毎月最低 1 つのエッジ推論ユニットを使用し、エッジ推論ユニットの増分で請求されます。

料金の例

料金に関するその他のリソース

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