汎用

  • T4g
  • T4g インスタンスは、ベースラインレベルの CPU パフォーマンスを提供する次世代のバースト可能な汎用インスタンスタイプで、いつでも必要な時間だけ CPU 使用率をバーストさせる機能を備えています。T4g インスタンスはバランスの取れたコンピューティング、メモリ、およびネットワークのリソースを提供し、使用中に一時的なスパイクが生じる中程度の CPU 使用率を持つデータベースワークロード向けに設計されています。

    T4g インスタンスは、ワークロードがベースライン未満で動作しているときに CPU クレジットを獲得します。取得した CPU クレジット 1 つにつき、必要なときに T4g インスタンスで CPU コアをフルパフォーマンスで 1 分間バーストできます。Amazon RDS T4g インスタンスは、Unlimited モードに設定されています。つまり、追加料金を支払うことで、24 時間ベースラインを超えてバーストすることができます。

    特徴:

    • 64 ビットの Arm Neoverse コアを搭載したカスタムビルドの AWS Graviton2 プロセッサ
    • CPU クレジットと安定したベースラインパフォーマンスによって制御される、バースト可能な CPU
    • ピーク時にパフォーマンスを確保するための Unlimited モード
    • 専用ハードウェアと軽量ハイパーバイザーが組み合わされた AWS Nitro System で駆動
    モデル vCPU メモリ (GiB) EBS バースト幅 (Mbps) ネットワークパフォーマンス (Gbps)
    db.t4g.micro 2 1 最大 2,085 最大 5
    db.t4g.small 2 2 最大 2,085 最大 5
    db.t4g.medium 2 4 最大 2,085 最大 5
    db.t4g.large 2 8 最大 2,780 最大 5
    db.t4g.xlarge 4 16 最大 2,780 最大 5
    db.t4g.2xlarge 8 32 最大 2,780 最大 5

    すべてのインスタンスの仕様は以下のとおりです

  • T3
  • T3 インスタンスは、ベースラインレベルの CPU パフォーマンスを提供する次世代のバースト可能な汎用インスタンスタイプで、いつでも必要な時間だけ CPU 使用率をバーストさせる機能を備えています。T3 インスタンスはバランスの取れたコンピューティング、メモリ、およびネットワークのリソースを提供し、使用中に一時的なスパイクが生じる中程度の CPU 使用率を持つデータベースワークロード向けに設計されています。

    T3 インスタンスは、ワークロードがベースラインしきい値未満で動作しているときに CPU クレジットを蓄積します。得られた CPU クレジットごとに、T3 インスタンスには、必要時に 1 分間、CPU コアのフルパフォーマンスでバーストする機会が提供されます。Amazon RDS T3 インスタンスは、無制限モードに設定されています。つまり、追加料金を支払うことで、24 時間ベースラインを超えてバーストすることができます。

    特徴:

    • CPU クレジットと安定したベースラインパフォーマンスによって制御される、バースト可能な CPU
    • ピーク時にパフォーマンスを確保するための無制限モード
    • 専用ハードウェアと軽量ハイパーバイザーが組み合わされた AWS Nitro System で駆動
    • AWS Nitro System と高周波インテル Xeon スケーラブルプロセッサによって、プライスパフォーマンスが T2 インスタンスよりも向上
    モデル コアカウント vCPU CPU クレジット/時間 メモリ (GiB) ネットワークパフォーマンス (Gbps)
    db.t3.micro 1 2
    12
    1 最大 5
    db.t3.small 1 2
    24
    2 最大 5
    db.t3.medium 1 2 24
    4 最大 5
    db.t3.large 1 2 36
    8 最大 5
    db.t3.xlarge 2 4 96
    16 最大 5
    db.t3.2xlarge 4 8 192
    32 最大 5

    すべてのインスタンスの仕様は以下のとおりです

  • T2
  • T2 インスタンスは、汎用バーストパフォーマンスインスタンスで、ベースラインレベルの CPU パフォーマンスを提供し、ベースラインを超えてバーストする機能を備えています。 T2 インスタンスは、マイクロサービス、テストおよびステージングデータベースなど、さまざまなデータベースワークロードに適しています。

    ベースラインパフォーマンスとバースト機能は、CPU クレジットによって制御されます。T2 インスタンスは継続的に、インスタンスサイズに応じて規定のレートで CPU クレジットを受け取ります。そしてアイドル状態のときには CPU クレジットを蓄積し、アクティブなときに CPU クレジットを消費します。 

    特徴:

    • 高クロックのインテル Xeon プロセッサ
    • CPU クレジットと安定したベースラインパフォーマンスによって制御される、バースト可能な CPU
    • 無料利用枠の対象
    • バランスの取れたコンピューティング、メモリ、ネットワークのリソース

     

    モデル コアカウント vCPU CPU クレジット/時間 メモリ (GiB) ネットワークパフォーマンス (Gbps)
    db.t2.micro 1 1 6 1 低~中
    db.t2.small 1 1 12 2 低~中
    db.t2.medium 2 2 24 4 低~中
    db.t2.large 2 2 36 8 低~中
    db.t2.xlarge 4 4 54 16
    db.t2.2xlarge 8 8 81 32

    すべてのインスタンスには以下の仕様があります。

    • Intel AVX、インテルターボ
    • db.t2.micro、db.t2.small、db.t2.medium には最大 3.3 GHz のインテルスケーラブルプロセッサが搭載されています
    • db.t2.large、db.t2.xlarge、および db.t2.2xlarge には最大 3.0 GHz の Intel スケーラブルプロセッサが搭載されています
  • M7g
  • Amazon EC2 M7g インスタンスは、Arm ベースの AWS Graviton3 プロセッサを使用しています。 

    特徴:

    • カスタムビルドの AWS Graviton3 プロセッサを搭載
    • DDR4 比で帯域幅が 50% 多い最新の DDR5 メモリを搭載
    • M6g インスタンスと比較して、ネットワーク帯域幅が 20% 強化
    • デフォルトで EBS 最適化済み
    • 専用ハードウェアと軽量ハイパーバイザーを組み合わせた AWS Nitro System を搭載
    モデル コアカウント vCPU* メモリ (GiB) ストレージ 専用 EBS 帯域幅 (Gbps) ネットワークパフォーマンス (Gbps)
    db.m7g.large - 2 8 EBS のみ 最大 10 最大 12.5
    db.m7g.xlarge - 4 16 EBS のみ 最大 10 最大 12.5
    db.m7g.2xlarge - 8 32 EBS のみ 最大 10 最大 15
    db.m7g.4xlarge - 16 64 EBS のみ 最大 10 最大 15
    db.m7g.8xlarge - 32 128 EBS のみ 10 15
    db.m7g.12xlarge - 48 192 EBS のみ 15 22.5
    db.m7g.16xlarge - 64 256 EBS のみ 20 30

    すべてのインスタンスの仕様は以下のとおりです

  • M6i
  • M6i インスタンスは、第 3 世代インテル Xeon スケーラブルプロセッサを搭載しており、幅広いワークロードのためにコンピューティング、メモリ、ネットワークリソースのバランスを提供します。

    特徴:

    • 3.5 GHz のオールコアターボ周波数を備えた第 3 世代インテル Xeon スケーラブルプロセッサ (Ice Lake) を搭載しています。
    • M5i インスタンスと比較して、最大 15% 優れた価格パフォーマンスを実現
    • メモリと vCPU の比率が 4:1 の機能を搭載
    • インスタンスあたり最大 128 vCPU をサポートし、それは、M5 インスタンスよりも 33% 多い数
    モデル コアカウント vCPU* メモリ (GiB) ストレージ 専用 EBS 帯域幅 (Gbps) ネットワークパフォーマンス (Gbps)
    db.m6i.large - 2 8 EBS のみ 最大 10 最大 12.5
    db.m6i.xlarge - 4 16 EBS のみ 最大 10 最大 12.5
    db.m6i.2xlarge - 8 32 EBS のみ 最大 10 最大 12.5
    db.m6i.4xlarge - 16 64 EBS のみ 最大 10 最大 12.5
    db.m6i.8xlarge - 32 128 EBS のみ 10 12.5
    db.m6i.12xlarge - 48 192 EBS のみ 15 18.75
    db.m6i.16xlarge - 64 256 EBS のみ 20 25
    db.m6i.24xlarge - 96 384 EBS のみ 30 37.5
    db.m6i.32xlarge - 128 512 EBS のみ 40 50

    すべてのインスタンスの仕様は以下のとおりです

  • M6g
  • M6g インスタンスには、Arm ベースの AWS Graviton2 プロセッサが搭載されています。

    特徴:

    • 64 ビットの Arm Neoverse コアを搭載したカスタムビルドの AWS Graviton2 プロセッサ
    • 最大 25 Gbps のネットワーク帯域幅を持つ拡張ネットワーキングをサポート
    • デフォルトで EBS 最適化済み
    • 専用ハードウェアと軽量ハイパーバイザーを組み合わせた AWS Nitro System を搭載
    モデル コアカウント vCPU* メモリ (GiB) ストレージ 専用 EBS 帯域幅 (Mbps) ネットワークパフォーマンス (Gbps)
    db.m6g.large - 2 8 EBS のみ 最大 4,750 最大 10
    db.m6g.xlarge - 4 16 EBS のみ 最大 4,750 最大 10
    db.m6g.2xlarge - 8 32 EBS のみ 最大 4,750 最大 10
    db.m6g.4xlarge - 16 64 EBS のみ 4,750 最大 10
    db.m6g.8xlarge - 32 128 EBS のみ 9,000 12
    db.m6g.12xlarge - 48 192 EBS のみ 13,500 20
    db.m6g.16xlarge - 64 256 EBS のみ 19,000 25

    すべてのインスタンスは以下の仕様を備えています。

  • M5
  • M5 インスタンスは、最新世代の汎用インスタンスで、M4 よりも優れたパフォーマンスを提供します。このファミリーは、バランスの取れたコンピューティング、メモリ、およびネットワークのリソースを提供し、さまざまなデータベースワークロードに適しています。

    特徴:

    • 新しいインテルの Advanced Vector Extension (AXV-512) 命令セット内蔵の 2.5 GHz インテル Xeon® Platinum 8175 プロセッサ
    • さらに大きなインスタンスサイズ m5.24xlarge で、96 コアの vCPU と 384 GiB のメモリを提供
    • 拡張ネットワーキングを採用した最大 25 Gbps のネットワーク帯域幅
    • 専用ハードウェアと軽量ハイパーバイザーが組み合わされた AWS Nitro System で駆動
    モデル コアカウント vCPU* メモリ (GiB) ストレージ 専用 EBS 帯域幅 (Mbps) ネットワークパフォーマンス (Gbps)
    db.m5.large 1 2 8 EBS のみ 最大 4,750 最大 10
    db.m5.xlarge 2 4 16 EBS のみ 最大 4,750 最大 10
    db.m5.2xlarge 4 8 32 EBS のみ 最大 4,750 最大 10
    db.m5.4xlarge 8 16 64 EBS のみ 4,750 最大 10
    db.m5.8xlarge 16 32 128 EBS のみ 6,800 10
    db.m5.12xlarge 24 48 192 EBS のみ 9,500 12
    db.m5.16xlarge 32 64 256 EBS のみ 13,600 20
    db.m5.24xlarge 48 96 384 EBS のみ 19,000 25

    すべてのインスタンスには以下の仕様があります。

  • M5d
  • M5d インスタンスタイプは最新世代の汎用インスタンスであり、一時ログファイルとデータファイルを保存するように構成できる最大 3,600 GiB のローカル NVMe SSD ストレージを備えています。

    特徴:

    • 全コアターボの持続 CPU クロック速度が最大 3.1 GHz のインテル Xeon® Platinum 8175M プロセッサ。
    • 最大 3,600 GB のローカル NVMe SSD ストレージ
    • インスタンスあたりの最大メモリが 384 GiB。
    モデル vCPU メモリ (GiB) ストレージ 専用 EBS 帯域幅 (Mbps) ネットワークパフォーマンス (Gbps)
    db.m5d.large 2 8 1 x 75 NVMe SSD 最大 4,750 最大 10
    db.m5d.xlarge 4 16 1 x 150 NVMe SSD 最大 4,750 最大 10
    db.m5d.2xlarge 8 32 1 x 300 NVMe SSD 最大 4,750 最大 10
    db.m5d.4xlarge 16 64 2 x 300 NVMe SSD 4,750 最大 10
    db.m5d.8xlarge 32 128 2 x 600 NVMe SSD 6,800 10
    db.m5d.12xlarge 48 192 2 x 900 NVMe SSD 9,500 12
    db.m5d.16xlarge 64 256 4 x 600 NVMe SSD 13,600 20
    db.m5d.24xlarge 96 384 4 x 900 NVMe SSD 19,000 25
  • M4
  • M4 インスタンスは、バランスの取れたコンピューティング、メモリ、およびネットワークリソースを提供し、オープンソースまたはエンタープライズアプリケーション用の小規模および中規模データベースを含む、さまざまなデータベースワークロードに適しています。

    特徴:

    • インテル Xeon® E5-2686 v4 (Broadwell) プロセッサ (2.3 GHz) またはインテル Xeon® E5-2676 v3 (Haswell) プロセッサ (2.4 GHz)
    • デフォルトで EBS 最適化、追加料金なし
    • 拡張ネットワークのサポート
    • バランスの取れたコンピューティング、メモリ、ネットワークのリソース
    モデル コアカウント vCPU* メモリ (GiB) ストレージ 専用 EBS 帯域幅 (Mbps) ネットワークパフォーマンス
    db.m4.large 1 2 8 EBS のみ 450
    db.m4.xlarge 2 4 16 EBS のみ 750
    db.m4.2xlarge 4 8 32 EBS のみ 1,000
    db.m4.4xlarge 8 16 64 EBS のみ 2,000
    db.m4.10xlarge 20 40 160 EBS のみ 4,000 10 ギガビット
    db.m4.16xlarge 32 64 256 EBS のみ 10,000 25 ギガビット

    すべてのインスタンスには以下の仕様があります。

メモリ最適化

  • R7g
  • Amazon EC2 R7g インスタンスには、Arm ベースの AWS Graviton3 プロセッサが搭載されています。

    特徴:

    • カスタムビルドの AWS Graviton3 プロセッサを搭載
    • DDR4 比で帯域幅が 50% 多い最新の DDR5 メモリを搭載
    • R6g インスタンスと比較して、ネットワーク帯域幅が 20% 強化
    • デフォルトで EBS 最適化済み
    • 専用ハードウェアと軽量ハイパーバイザーを組み合わせた AWS Nitro System を搭載
    モデル コアカウント vCPU メモリ (GiB) ストレージ 専用 EBS 帯域幅 (Gbps) ネットワーキングパフォーマンス (Gbps)
    db.r7g.large - 2 16 EBS のみ 最大 10 最大 12.5
    db.r7g.xlarge - 4 32 EBS のみ 最大 10 最大 12.5
    db.r7g.2xlarge - 8 64 EBS のみ 最大 10 最大 15
    db.r7g.4xlarge - 16 128 EBS のみ 最大 10 最大 15
    db.r7g.8xlarge - 32 256 EBS のみ 10 15
    db.r7g.12xlarge - 48 384 EBS のみ 15 22.5
    db.r7g.16xlarge - 64 512 EBS のみ 20 30

    すべてのインスタンスの仕様は以下のとおりです

  • R6i
  • Amazon R6i インスタンスは、第 3 世代のインテル Xeon スケーラブルプロセッサ (コードネーム: Ice Lake) を搭載しており、メモリ負荷の高いワークロードに最適です。

    特徴:

    • 最大 3.5 GHz の第 3 世代インテル Xeon スケーラブルプロセッサ (Ice Lake 8375C)
    • R5 インスタンスと比較して、コンピューティング料金パフォーマンスが最大 15% 向上
    • R5 インスタンスと比較して、vCPU あたりメモリ帯域幅が最大 20% 向上
    • 最大 50 Gbps のネットワークスピード
    • Amazon Elastic Block Store への最大 40 Gbps の帯域幅
    • 新しいインスタンスサイズ (32xlarge)、128 vCPU、1,024 GiB メモリ
    • 32xlarge とメタルサイズの Elastic Fabric Adapter に対応
    • 専用ハードウェアと軽量ハイパーバイザーが組み合わされた AWS Nitro System に構築
    • インテル Total Memory Encryption (TME) による常時メモリ暗号化のサポート
    • 暗号アルゴリズムの実行を高速化するインテル Advanced Vector Extension (AVX 512) の新命令をサポート
    • R6id インスタンスでは、最大 7.6 TB の NVMe ベースのローカル SSD をホストサーバーに物理的に接続し、R6i インスタンスの寿命に連動するブロックレベルのストレージを提供
    インスタンスサイズ コアカウント vCPU メモリ (GiB) インスタンスストレージ (GB) EBS 帯域幅 (Gbps) ネットワーク帯域幅 (Gbps)
    db.r6i.large - 2 16 EBS のみ 最大 10 最大 12.5
    db.r6i.xlarge - 4 32 EBS のみ 最大 10 最大 12.5
    db.r6i.2xlarge - 8 64 EBS のみ 最大 10 最大 12.5
    db.r6i.4xlarge - 16 128 EBS のみ 最大 10 最大 12.5
    db.r6i.8xlarge - 32 256 EBS のみ 10 12.5
    db.r6i.12xlarge - 48 384 EBS のみ 15 18.75
    db.r6i.16xlarge - 64 512 EBS のみ 20 25
    db.r6i.24xlarge - 96 768 EBS のみ 30 37.5
    db.r6i.32xlarge - 128 1,024 EBS のみ 40 50

     

    すべてのインスタンスの仕様は以下のとおりです

  • R6g
  • R6g インスタンスには Arm ベースの AWS Graviton2 プロセッサが搭載されています。

    特徴:

    • 64 ビットの Arm Neoverse コアを搭載したカスタムビルドの AWS Graviton2 プロセッサ
    • 最大 25 Gbps のネットワーク帯域幅を持つ拡張ネットワーキングをサポート
    • デフォルトで EBS 最適化済み
    • 専用ハードウェアと軽量ハイパーバイザーが組み合わされた AWS Nitro System 搭載
    モデル コアカウント vCPU メモリ (GiB) ストレージ 専用 EBS 帯域幅 (Mbps) ネットワーキングパフォーマンス (Gbps)
    db.r6g.large - 2 16 EBS のみ 最大 4,750 最大 10
    db.r6g.xlarge - 4 32 EBS のみ 最大 4,750 最大 10
    db.r6g.2xlarge - 8 64 EBS のみ 最大 4,750 最大 10
    db.r6g.4xlarge - 16 128 EBS のみ 4,750 最大 10
    db.r6g.8xlarge - 32 256 EBS のみ 9,000 12
    db.r6g.12xlarge - 48 384 EBS のみ 13,500 20
    db.r6g.16xlarge - 64 512 EBS のみ 19,000 25

    すべてのインスタンスは以下の仕様を備えています。

     
     
     
     
  • R5
  • R5 インスタンスは、R4 よりも vCPU あたり 5% 大きいメモリを提供する最新世代のメモリ最適化インスタンスで、最大で 768 GiB のメモリを提供できます。さらに、R5 インスタンスは R4 と比較して GiB ごとの価格が 10% 低く、CPU パフォーマンスも最大 20% 高くなっています。

    特徴:

    • インスタンスごとに最大 768 GiB のメモリ
    • 全コアターボの持続 CPU クロック速度が最大 3.1 GHz のインテル Xeon Platinum 8000 シリーズ (Skylake-SP) プロセッサ
    • 専用ハードウェアと軽量ハイパーバイザーが組み合わされた AWS Nitro System で駆動
    モデル コアカウント vCPU メモリ (GiB) ストレージ 専用 EBS 帯域幅 (Mbps) ネットワーキングパフォーマンス (Gbps)
    db.r5.large 1 2 16 EBS のみ 最大 4,750 最大 10
    db.r5.xlarge 2 4 32 EBS のみ 最大 4,750 最大 10
    db.r5.2xlarge 4 8 64 EBS のみ 最大 4,750 最大 10
    db.r5.4xlarge 8 16 128 EBS のみ 4,750 最大 10
    db.r5.8xlarge 16 32 256 EBS のみ 6,800 10
    db.r5.12xlarge 24 48 384 EBS のみ 9,500 12
    db.r5.16xlarge 32 64 512 EBS のみ 13,600 20
    db.r5.24xlarge 48 96 768 EBS のみ 19,000 25
    db.r5.large.tpc1.mem2x 2 2 32 EBS のみ 最大 4,750 最大 10
    db.r5.xlarge.tpc2.mem2x 2 4 64 EBS のみ 最大 4,750 最大 10
    db.r5.xlarge.tpc2.mem4x 2 4 128 EBS のみ 4,750 最大 10
    db.r5.2xlarge.tpc1.mem2x 8 8 128 EBS のみ 4,750 最大 10
    db.r5.2xlarge.tpc2.mem4x 4 8 256 EBS のみ 6,800 10
    db.r5.2xlarge.tpc2.mem8x 4 8 512 EBS のみ 13,600 20
    db.r5.4xlarge.tpc2.mem2x 8 16 256 EBS のみ 6,800 10
    db.r5.4xlarge.tpc2.mem3x 8 16 384 EBS のみ 9,500 10
    db.r5.4xlarge.tpc2.mem4x 8 16 512 EBS のみ 13,600 20
    db.r5.6xlarge.tpc2.mem4x 12 24 768 EBS のみ 19,000 25
    db.r5.8xlarge.tpc2.mem3x 16 32 768 EBS のみ 19,000 25
    db.r5.12xlarge.tpc2.mem2x 24 48 768 EBS のみ 19,000 25

    すべてのインスタンスには以下の仕様があります。

  • R5b
  • R5b インスタンスは、メモリ内の大容量のデータセットを処理するワークロード向けのパフォーマンスを高速化するメモリ最適化インスタンスで、リレーショナルデータベースに最適です。

    特徴:

    • 3.1 GHz インテル Xeon Platinum プロセッサ
    • 最大 96 個の vCPU、最大 768 GiB のメモリ
    • 持続的な全コアターボ CPU 周波数最大 3.1 GHz、最大シングルコアのターボ周波数最大 3.5 GHz を備えた第 2 世代カスタムインテル Xeon スケーラブルプロセッサ (Cascade Lake) の搭載
    • 最大 25 Gbps のネットワーク帯域幅
    • 最大 60 Gbps の EBS 帯域幅
    モデル vCPU メモリ (GiB) EBS 最適化 ネットワークパフォーマンス (Gbps)
    db.r5b.large 2 16 最大 10 Gbps
    db.r5b.xlarge 4 32 最大 10 Gbps
    db.r5b.2xlarge 8 64 最大 10 Gbps
    db.r5b.4xlarge 16 128 最大 10 Gbps
    db.r5b.8xlarge 32 256 10 Gbps
    db.r5b.12xlarge 48 384 10 Gbps
    db.r5b.16xlarge 64 512 20 Gbps
    db.r5b.24xlarge 96 768 25 Gbps
  • R5d
  • R5d インスタンスタイプは最新世代のメモリ最適化インスタンスであり、一時ログファイルとデータファイルを保存するように構成できる最大 3,600 GiB のローカル NVMe SSD ストレージを備えています。

    特徴:

    • 全コアターボの持続 CPU クロック速度が最大 3.1 GHz のインテル Xeon® Platinum 8000 プロセッサ。
    • 最大 3,600 GB のローカル NVMe SSD ストレージ
    • インスタンスごとに最大 768 GiB のメモリ
    モデル vCPU メモリ (GiB) インスタンスストレージ 専用 EBS 帯域幅 (Mbps) ネットワークパフォーマンス (Gbps)
    db.r5d.large 2 16 1 x 75 NVMe SSD 最大 4,750 最大 10
    db.r5d.xlarge 4 32 1 x 150 NVMe SSD 最大 4,750 最大 10
    db.r5d.2xlarge 8 64 1 x 300 NVMe SSD 最大 4,750 最大 10
    db.r5d.4xlarge 16 128 2 x 300 NVMe SSD 4,750 最大 10
    db.r5d.8xlarge 32 256 2 x 600 NVMe SSD 6,800 10
    db.r5d.12xlarge 48 384 2 x 900 NVMe SSD 9,500 10
    db.r5d.16xlarge 64 512 4 x 600 NVMe SSD 13,600 20
    db.r5d.24xlarge 96 768 4 x 900 NVMe SSD 19,000 25
  • R4
  • R4 インスタンスは、メモリ負荷の高いデータベースワークロード向けに最適化されており、RAM GiB あたりのメモリ価格が R3 よりも安価です。

    特徴:

    • 高クロックのインテル Xeon E5-2686 v4 (Broadwell) プロセッサ
    • DDR4 メモリ
    • 拡張ネットワーキングのサポート
    モデル コアカウント vCPU メモリ (GiB) ストレージ ネットワーキングパフォーマンス (Gbps)
    db.r4.large 1 2 15.25 EBS のみ 最大 10
    db.r4.xlarge 2 4 30.5 EBS のみ 最大 10
    db.r4.2xlarge 4 8 61 EBS のみ 最大 10
    db.r4.4xlarge 8 16 122 EBS のみ 最大 10
    db.r4.8xlarge 16 32 244 EBS のみ 10
    db.r4.16xlarge 32 64 488 EBS のみ 25

    すべてのインスタンスの仕様は以下のとおりです

  • X2iedn
  • X2iedn インスタンスは、メモリを最適化した次世代の インスタンスで、前世代の X1 インスタンスと比較して、パフォーマンス、料金パフォーマンス、メモリ 1GiB あたりのコストが改善されています。

    特徴:

    • 最大 3.5 GHz のオールコアターボ周波数を備えた第3世代インテル Xeon スケーラブルプロセッサー(Ice Lake)を搭載しています。 
    • 同等の X1 インスタンスと比較して、最大 50% 優れたコンピューティング料金を実現します。
    • メモリと vCPU の比率が 32:1 の機能を搭載
    • 最大 4 TiB のメモリを搭載
    • Amazon EBS に最大 80 Gbps のスループットを提供します
    • 最大 3.8 TB のローカル NVMe SSD ストレージを提供
    • 最大 100 Gbps のネットワーク帯域幅を提供
    インスタンスサイズ vCPU メモリ (GiB) インスタンスストレージ EBS 帯域幅 (Gbps) ネットワークパフォーマンス (Gbps)
    db.x2iedn.xlarge 4 128 1 x 118 NVMe SSD 最大 20 最大 25
    db.x2iedn.2xlarge 8 256 1 x 237 NVMe SSD 最大 20 最大 25
    db.x2iedn.4xlarge 16 512 1 x 475 NVMe SSD 最大 20 最大 25
    db.x2iedn.8xlarge 32 1,024 1 x 950 NVMe SSD 20 25
    db.x2iedn.16xlarge 64 2,048 1 x 1900 NVMe SSD 40 50
    db.x2iedn.24xlarge 96 3,072 2 x 1425 NVMe SSD 60 75
    db.x2iedn.32xlarge 128 4,096 2 x 1900 NVMe SSD 80 100

    すべてのインスタンスの仕様は以下のとおりです

  • X2idn
  • X2idn インスタンスは、メモリを最適化した次世代の インスタンスで、前世代の X1 インスタンスと比較して、パフォーマンス、料金パフォーマンス、メモリ 1GiB あたりのコストが改善されています。

    特徴:

    • 最大 3.5 GHz のオールコアターボ周波数を備えた第3世代インテル Xeon スケーラブルプロセッサー(Ice Lake)を搭載しています。
    • 同等の X1 インスタンスと比較して、最大 50% 優れたコンピューティング料金を実現します。
    • メモリと vCPU の比率が 16:1 の機能を搭載
    • 最大 2 TiB のメモリを搭載
    • Amazon EBS に最大 80 Gbps のスループットを提供します
    • 最大 3.8 TB のローカル NVMe SSD ストレージを提供
    • 最大 100 Gbps のネットワーク帯域幅を提供
    インスタンスサイズ vCPU メモリ (GiB) インスタンスストレージ EBS 帯域幅 (Gbps) ネットワークパフォーマンス (Gbps)
    db.x2idn.16xlarge 64 1,024 1 x 1900 NVMe SSD 40 50
    db.x2idn.24xlarge 96 1,536 2 x 1425 NVMe SSD 60 75
    db.x2idn.32xlarge 128 2,048 2 x 1900 NVMe SSD 80 100

    すべてのインスタンスの仕様は以下のとおりです

  • X2g
  • X2g インスタンスは高性能データベース用に最適化されています。X2g インスタンスは、MySQL、MariaDB、および PostgreSQL データベース用の Amazon RDS インスタンスタイプの中で、RAM 1 GiB あたりの料金が最も低くなっています。

    特徴:

    • 64 ビットの Arm Neoverse コアを搭載したカスタムビルドの AWS Graviton2 プロセッサ
    • RAM 1 GiB あたりの料金が最も安い (MySQL、MariaDB、PostgreSQL の場合)
    • 最大 1,024 GiB の DRAM ベースのインスタンスメモリ
    • 最大 25 Gbps のネットワーク帯域幅を持つ拡張ネットワーキングをサポート

    インスタンスタイプ

    vCPU

    メモリ

    EBS 帯域幅 (Gbps)

    ネットワークパフォーマンス

    db.x2g.medium

    1

    16 GiB

    最大 4.75

    最大 10 ギガビット

    db.x2g.large

    2

    32 GiB

    最大 4.75

    最大 10 ギガビット

    db.x2g.xlarge

    4

    64 GiB

    最大 4.75

    最大 10 ギガビット

    db.x2g.2xlarge

    8

    128 GiB

    最大 4.75

    最大 10 ギガビット

    db.x2g.4xlarge

    16

    256 GiB

    4.75

    最大 10 ギガビット

    db.x2g.8xlarge

    32

    512 GiB

    9.5

    12 ギガビット

    db.x2g.12xlarge

    48

    768 GiB

    14.25

    20 ギガビット

    db.x2g.16xlarge

    64

    1024 GiB

    19

    25 ギガビット

     

    すべてのインスタンスの仕様は以下のとおりです

     
     
  • X1e
  • X1e インスタンスは高性能データベース用に最適化されています。X1e インスタンスは、Amazon RDS のインスタンスタイプの中でも RAM 1 GiB あたりの価格が最も低いインスタンスのひとつです。

    特徴:

    • 高クロックのインテル Xeon E7-8880 v3 (Haswell) プロセッサ
    • RAM 1 GiB あたりの料金が最も安価なインスタンスの 1 つ
    • 最大 3,904 GiB の DRAM ベースのインスタンスメモリ
    モデル コアカウント vCPU メモリ (GiB) SSD ストレージ (GB) 専用 EBS 帯域幅 (Mbps) ネットワーキングパフォーマンス
    db.x1e.xlarge 2 4 122 1 x 120 500 最大 10 ギガビット
    db.x1e.2xlarge 4 8 244 1 x 240 1,000 最大 10 ギガビット
    db.x1e.4xlarge 8 16 488 1 x 480 1,750 最大 10 ギガビット
    db.x1e.8xlarge 16 32 976 1 x 960 3,500 最大 10 ギガビット
    db.x1e.16xlarge 32 64 1,952 1 x 1,920 7,000 10 ギガビット
    db.x1e.32xlarge 64 128 3,904 2 x 1,920 14,000 25 ギガビット

    すべてのインスタンスの仕様は以下のとおりです

    上記に加えて、x1e.16xlarge と x1e.32xlarge には以下があります

    • インテルターボ
  • X1
  • X1 インスタンス は、大規模アプリケーション、エンタープライズクラスのアプリケーション、およびインメモリアプリケーション用に最適化されており、Amazon RDS のインスタンスタイプの中でも RAM 1 GiB あたりの価格が最も低いインスタンスのひとつです。

    特徴:

    • 高クロックのインテル Xeon E7-8880 v3 (Haswell) プロセッサ
    • RAM 1 GiB あたりの料金が最も安価なインスタンスの 1 つ
    • 最大 1,952 GiB の DRAM ベースのインスタンスメモリ
    モデル コアカウント vCPU メモリ (GiB) SSD ストレージ (GB) 専用 EBS 帯域幅 (Mbps) ネットワークパフォーマンス
    db.x1.16xlarge 32 64 976 1 x 1,920 7,000 10 ギガビット
    db.x1.32xlarge 64 128 1,952 2 x 1,920 14,000 25 ギガビット

    すべてのインスタンスの仕様は以下のとおりです

  • Z1d
  • Z1d インスタンスは、クラウドインスタンスの中で最も高速で、すべてのコアの周波数を最大 4.0 GHz で持続させることができます。高いコンピューティング性能と大容量メモリの組み合わせにより、z1d インスタンスは、コア単位のライセンス費用が高いリレーショナルデータベースワークロードに最適です。

    特徴:

    • 全コアのクロックを最大 4.0 GHz に維持できるカスタムのインテル® Xeon® スケーラブルプロセッサ
    • 384 GiB の RAM を備えたハイメモリインスタンス
    • 専用ハードウェアと軽量ハイパーバイザーが組み合わされた AWS Nitro System で駆動
    モデル コアカウント vCPU メモリ (GiB) EBS 最適化 ネットワークパフォーマンス
    db.z1d.large 1 2 16 最大 10,000 Mbps
    db.z1d.xlarge 2 4 32 最大 10,000 Mbps
    db.z1d.2xlarge 4 8 64 最大 10,000 Mbps
    db.z1d.3xlarge 6 12 96 最大 10,000 Mbps
    db.z1d.6xlarge 12 24 192 10,000 Mbps
    db.z1d.12xlarge 24 48 384 25,000 Mbps

    すべてのインスタンスには以下の仕様があります。

インスタンスの機能

Amazon RDS データベースインスタンスには、データベースワークロードのデプロイ、管理、スケーリングに役立つさまざまな追加機能があります。

バーストパフォーマンスインスタンス

Amazon RDS では、定常パフォーマンスのインスタンス (例: M5 および R5) とバーストパフォーマンスインスタンス (例: T3) のどちらかを選択できます。バーストパフォーマンスインスタンスでは、ベースラインレベルの CPU パフォーマンスが提供されますが、そのベースラインを超えてバーストする能力を備えています。

Amazon RDS T3 インスタンスは、ワークロードに必要とされる限り、高い CPU パフォーマンスを維持できます。ほとんどの汎用ワークロードについて、T3 インスタンスは追加料金が一切生じることなく、十分なパフォーマンスを提供します。時間あたりの T3 インスタンス料金は、T3 インスタンスの平均 CPU 使用率が 24 時間でベースライン以下の場合、使用中のすべての瞬間的スパイクを自動的にカバーします。

T3 インスタンスのベースラインパフォーマンスとバースト機能は、CPU クレジットによって制御されます。各 T3 インスタンスは、CPU クレジットを継続的に受け取ります。その速度はインスタンスのサイズによって異なります。T3 インスタンスは、アイドル状態のときに CPU クレジットを蓄積し、アクティブなときに CPU クレジットを使用します。1 CPU クレジットで、最大の CPU コアパフォーマンスを 1 分間発揮できます。

例えば、db.t3.small インスタンスは 1 時間あたり 12 CPU クレジットの速度でクレジットを継続的に受け取ります。この機能により、CPU コアの 20% に相当するベースラインパフォーマンスが提供されます (20% x 60 分 = 12 分)。受け取ったクレジットがインスタンスで使用されない場合、それらは CPU クレジット残高に、最大で 288 CPU クレジットまで保存されます。t3.small インスタンスがコアの 20% を超えてバーストする必要がある場合、CPU クレジット残高からの引き出しによってこの急増を自動的に処理します。

CPU クレジット残高がゼロになると、Amazon RDS T2 インスタンスはベースラインパフォーマンスに制限されますが、Amazon RDS T3 インスタンスは、CPU クレジット残高がゼロであってもベースラインを超えてバーストすることができます。平均 CPU 使用率がベースラインパフォーマンス以下である大部分のワークロードの場合、t3.small の基本時間単価がすべての CPU バーストをカバーします。CPU クレジット残高がゼロまで引き出された後、24 時間にわたって 25% の平均 CPU 使用率 (ベースラインを 5% 超過) でインスタンスが実行される場合、9 セント (7.5 セント/vCPU 時間 x 1 vCPU x 5% x 24 時間) の追加料金が発生します。料金についての詳細は、Amazon RDS の料金を参照してください。

多くのデータベースワークロードでは、高レベルの CPU を常に必要とはしませんが、必要なときに非常に高速な CPU にフルアクセスできると大きな利点となります。バーストパフォーマンスインスタンスは、これらのユースケース用に特別に設計されています。データベースに対して常に高い CPU パフォーマンスが必要な場合は、定常パフォーマンスインスタンスを使用することをお勧めします。

データベースストレージのオプション

MySQL、MariaDB、PostgreSQL、Oracle、および SQL Server 用の Amazon RDS のストレージは、耐久性のあるブロックレベルのストレージサービスである Amazon EBS 上に構築されています。Amazon RDS ではデータベースのワークロードに合わせて、汎用 (SSD)、プロビジョンド IOPS (SSD)、マグネティックの 3 種類のボリュームタイプを利用できます。汎用 (SSD) は、SSD ベースの汎用ボリュームタイプで、データベースワークロードの広い選択肢の中でも、デフォルトの選択肢としてお勧めしています。プロビジョンド IOPS(SSD)ボリュームは、レイテンシーの少ない安定したパフォーマンスのストレージを提供し、大量の I/O を伴うデータベースワークロード用に設計されています。マグネティックボリュームはギガバイトあたりの低コストを提供し、下位互換性用です。

Amazon Aurora のストレージシステムは分散型で耐障害性と自己修復機能を備えており、データベースクラスターごとに最大 128 TiB まで自動スケールされます。最大 15 個の低レイテンシーリードレプリカをパワーアップさせる優れたパフォーマンスと可用性を発揮し、ポイントインタイムリカバリ、Amazon S3 への継続的なバックアップ、3 つのアベイラビリティゾーン (AZ) 間でのレプリケーションを提供します。

EBS 最適化インスタンス

EBS 最適化インスタンスを利用すると、EBS ボリュームに対してプロビジョニングされた IOPS を Amazon RDS で最大限に使用できるようになります。EBS 最適化インスタンスでは、Amazon RDS と Amazon EBS の間の専用スループットを利用でき、使用するインスタンスタイプに応じて 500~4,000 メガビット/秒 (Mbps) を選択できます。この専有スループットにより、Amazon EBS I/O と RDS インスタンスからの他のトラフィックとの競合を最低限に抑え、EBS ボリュームに最大限のパフォーマンスを提供します。EBS 最適化インスタンスは、標準ボリュームとプロビジョンド IOPS Amazon EBS ボリュームのどちらとでも利用できるように設計されています。EBS 最適化インスタンスにアタッチされたプロビジョンド IOPS ボリュームは、10 ミリ秒未満のレイテンシーを実現でき、プロビジョニングされた IOPS の ±10% 以内のパフォーマンスを発揮できる時間が 99.9% となるように設計されています。プロビジョンド IOPS ボリュームは、EBS 最適化インスタンスや、ストレージ I/O の要件レベルが高いアプリケーションのクラスターネットワークをサポートするインスタンスと併用することをお勧めします。

拡張ネットワーキング

拡張ネットワーキングでは、パケット毎秒 (PPS) が非常に大きく、ネットワークジッターが低く、レイテンシーが低くなります。この機能では、従来の実装と比較し、I/O パフォーマンスが高く、CPU 利用率が低くなる新しいネットワーク仮想化スタックが使用されます。Amazon RDS は、サポートされているデータベースインスタンスタイプに対して、自動的に拡張ネットワーキングを有効にします。