Research and Engineering Studio on AWS

クラウドでの研究用コンピューティングと製品設計を簡素化する

Research and Engineering Studio on AWS とはなんですか?

Research and Engineering Studio on AWS (RES) は、管理者が安全なクラウドベースの研究およびエンジニアリング環境を構築して管理するための、オープンソースの使いやすいウェブベースのポータルです。RES を使用すると、科学者やエンジニアはクラウドに関する専門知識がなくても、データを視覚化してインタラクティブなアプリケーションを実行できます。

科学者やエンジニアは、数回クリックするだけで、必要なアプリケーション、共有データ、コラボレーションツールがプリインストールされている Windows や Linux の仮想デスクトップを作成して、それに接続できます。RES を使用すると、管理者は単一の Web インターフェイスを介して権限の定義、予算の設定、リソース使用率の監視を行うことができます。

RES 仮想デスクトップは、Amazon EC2 インスタンスと Amazon DCV を利用しています。RES は、GitHub のプロジェクトのホームページからインストールできます。RES は追加料金なしでご利用いただけます。お支払いいただくのは、アプリケーションを実行するのに必要な AWS リソースの料金のみです。

利点

管理者は、1 つのインターフェイスを通じてアクセス許可や予算を設定できるだけでなく、研究チームやエンジニアリングチーム用の仮想デスクトップを作成して管理することもできます。

使いやすいウェブベースのポータルにより、サイエンティストやエンジニアは仮想デスクトップを数分で作成、接続、共有できるため、クラウドの専門知識がなくても結果を得るまでの時間を短縮できます。

Linux と Windows の両方のオペレーティングシステムに対応した、さまざまな CPU ベースおよび GPU ベースの Amazon EC2 インスタンス、ソフトウェアスタック、ファイルシステムを使用して仮想デスクトップを作成し、さまざまな AWS サービスへのアクセスを提供します。

ユースケース

仮想デスクトップとファイルシステムを簡単に作成、管理、監視できます。シンプルなウェブポータルにより、フリートの設定が簡単になり、チームやプロジェクト間のコラボレーションが促進されます。

プロジェクトを使用して、アクセス許可の境界、リソース、チームメンバー間のコラボレーションを定義します。各プロジェクトでは、メトリクスを確認し、独自の予算を割り当てて支出を追跡し、製品の使用状況を管理できます。

管理者は、組織の既存のアクティブディレクトリ (AD) を通じて、サイエンティストやエンジニアに AWS サービスへのアクセスを提供できます。