Amazon Web Services ブログ

AI を活用した脆弱性検出ハーネス (パート 2 設定編): ステアリングファイルで実現する証拠ベースの脆弱性トリアージ

AI モデルに経験豊富なセキュリティアナリストと同等の一貫性で脆弱性トリアージを実行させる、ステアリングファイルの設計と使い方を紹介します。重要な 5 つのセクションとして、構造的検証によるハルシネーションの抑制、証拠ベースの信頼度スコアリング、AWS WAF などの補完的コントロールを考慮したインフラストラクチャの評価、CISA KEV や EPSS を活用した脅威インテリジェンスの統合、P0~P3 の優先度分類を解説します。検証結果に加え、Kiro や Claude Code での導入方法も説明します。

AI を活用した脆弱性検出ハーネス (パート 1 構築編): 3 層パイプラインによる検出結果の絞り込み

脆弱性スキャナーの検出結果は、手動のトリアージでは処理しきれないほど増え続けています。この記事では、AI を活用した脆弱性検出ハーネスを紹介します。複数スキャナー間の一致、AST による構造検証、IaC テンプレートを用いたデプロイコンテキストの 3 層で検出結果をフィルタリングし、悪用可能性の証拠を備えた優先順位付きの少数の検出結果に絞り込みます。パイプラインの構築から得られた 4 つの原則と、段階的な導入手順も解説します。

Agent Skills で Amazon Bedrock の自動推論ポリシーのライフサイクルを自動化

Amazon Bedrock の自動推論チェック (Automated Reasoning checks) では、AI の回答を形式論理で検証し、説明可能な判定を得られます。この記事では、Agent Skills を使って自動推論ポリシー (Automated Reasoning policy) のライフサイクルをコーディングエージェントからコードで実行する方法を説明します。builder や validator など 6 つのスキルの役割と構成を紹介し、育児休暇ポリシーを例に構築からデプロイ、検証までを順に解説します。あわせて、SATISFIABLE という判定の解釈など、スイートを実行して得られた教訓も紹介します。

Amazon DynamoDB から Amazon S3 へのフィルター付きエクスポート機能のご紹介

本ブログでは、Amazon DynamoDB の新機能であるフィルター付きエクスポートについてご紹介します。この機能を使うと、ExportTableToPointInTime リクエストに FilterSpecification を指定することで、必要なアイテムや属性のみを Amazon S3 へエクスポートでき、テーブルのキャパシティを消費しません。マルチテナント環境における特定テナントのリカバリ、属性を限定したデータ共有、Amazon Athena を用いた影響分析、別リージョンへの移行といった実践的なユースケースを通して、効率的なデータ運用方法を学べます。

Amazon Bedrock の自動推論チェックが変える生成 AI のコンプライアンス

別の大規模言語モデル (LLM) に出力を評価させる LLM-as-a-judge のような確率的な検証は、規制業界が監査で求められる形式的な保証を提供できません。この記事では、Amazon Bedrock Guardrails の自動推論チェックが形式的検証によって AI の出力を数学的に検証し、監査にそのまま使えるエビデンスとともに、確率的な確信から数学的な証明へ進む道筋を提供する仕組みを説明します。Amazon Logistics、Lucid Motors、Fortive、FETG など 6 業界の導入事例と、コンプライアンスチェックのリファレンスアーキテクチャ、利用開始の手順も紹介します。