Amazon Web Services ブログ

Category: Artificial Intelligence

AWS Security Agent (now part of AWS Continuum) が新たに公開された実在の CVE 37 件中 33 件のエクスプロイトに成功

自律型ペネトレーションテストエージェントである AWS Security Agent (now part of AWS Continuum) を、最近公開された実在の CVE 37 件で評価しました。その結果、37 件中 33 件 (89.2%) で、意図された脆弱性をエンドツーエンドでエクスプロイトしました。本記事では、コンタミネーションを低減した CTF 形式のベンチマークの設計と整合性監査の仕組みを紹介します。あわせて、代表的な攻撃チェーン、誤検知のフィルタリング、ターゲットをダウンさせた失敗事例から得たガードレールの重要性についても説明します。

SAP ネットワークのトラブルシューティングを数時間から数分へ加速する:エージェント型 AI アプローチ

Kiro-CLI と AWS MCP Servers を組み合わせ、複雑な SAP ランドスケープのネットワークトラブルシューティングを数時間から数分へ短縮するエージェント型 AI アプローチを解説します。VPC Flow Logs、セキュリティグループ、Transit Gateway などを自然言語のプロンプトで診断し、AWS CloudTrail による原因特定や CloudWatch を用いたキャパシティ予測を実現します。ネットワークヘルスチェック、504 エラーの根本原因分析、クロス AZ レイテンシー、セキュリティグループのドリフト検出、キャパシティ予測という5つの実例を通じて、運用の効率化を紹介します。

Kimi K3 が Kiro で利用可能になりました

本日、Moonshot AI の Kimi K3 モデルが Kiro で利用可能になったことをお知らせします。Kimi K3 は、Moonshot AI によると世界初の 2.8T パラメーターのオープンウェイトモデルで、これをエージェンティックな開発ワークフローの中で直接使えるようになります。100 万トークンのコンテキストウィンドウ、2.8 兆のパラメーター、トークン効率の高い Mixture-of-Experts アーキテクチャを備えた Kimi K3 は、複雑なソフトウェア開発において性能と効率を両立させます。また、Kiro の特徴である仕様駆動で正しさを最優先するアプローチとも相性の良いモデルです。

Amazon S3 Access Points で Amazon FSx for NetApp ONTAP 上のデータに AWS サービスからゼロコピーでアクセスする

半導体の検証チームが毎晩生成する大量の EDA ログを、データを移動せずに AI で分析するアーキテクチャを紹介します。Amazon S3 Access Points を使って Amazon FSx for NetApp ONTAP 上のログに S3 API でアクセスし、Amazon Bedrock AgentCore と Amazon Quick により、リグレッションテストで失敗した原因の切り分けを自然言語の質問で行います。

エージェンティック AI システムのための 4 つのセキュリティ原則

AWS が NIST CAISI の情報提供依頼 (RFI) に提出した回答を基に、エージェンティック AI の 4 つのセキュリティ原則を紹介します。4 つの原則は、セキュアな開発ライフサイクル、従来のセキュリティ制御の継続適用、エージェントの外部に置く決定論的な制御 (セキュリティボックス)、評価に基づく段階的な自律性の拡大です。さらに、Amazon Bedrock AgentCore によるコンピューティングの分離、アイデンティティとアクセス管理、ポリシーの適用、オブザーバビリティといったアーキテクチャの構成要素も説明します。

Amazon Bedrock を使った AWS Systems Manager Session Manager ログの AI による異常検知

Session Manager のセッションで実行されたコマンドはトランスクリプトとして記録されますが、数百台のノードで毎日数千件になると、SOC チームが手作業で確認することはできません。このブログでは、Amazon Bedrock、AWS Lambda、Amazon S3、Amazon Bedrock AgentCore を使い、セッションの終了時にトランスクリプトを自動で分析して Normal・Suspicious・Critical に分類し、不審なセッションを SOC にメールで通知する仕組みを構築します。分類の基準、CloudFormation テンプレートでのデプロイ手順、セッションの履歴を自然言語で問い合わせる方法を説明し、多層的なセキュリティ戦略の中での位置付けにも触れます。

AWS Continuum で実現するデプロイごとのペネトレーションテスト

従来は定期的な診断で行われていたペネトレーションテストを、CI/CD パイプラインのデプロイ後ゲートとして組み込む方法を紹介します。AWS Continuum for penetration testing は、直前にデプロイした変更にスコープを限定し、AI エージェントを使用して悪用可能な脆弱性を確認します。そのため、デプロイのたびに高速かつ低コストで実行できます。OIDC フェデレーションによる IAM ロールの設定、GitHub Actions のワークフロー例、レポート専用モードからブロック運用へ移行する際の注意点も説明します。

Kiro のローカルサンドボックス: エージェントが実行するコマンドを境界内にとどめる

Kiro IDE と Kiro CLI で、ローカルサンドボックスが一般提供されました。エージェントが実行するコマンドを OS カーネルが強制するサンドボックスで動かし、書き込み先をプロジェクトに限定し、認証情報パスの読み取りを拒否し、ネットワークをドメイン単位で制限します。本記事では、エージェント自体をサンドボックスの外に置く設計の考え方と、sandbox.json と permissions.yaml による設定方法を紹介します。