Amazon Web Services ブログ

Category: AWS Thinkbox

AWSがレンダリングパイプラインのための Open Job Description を導入

Amazon Web Services (AWS) は、スタジオやレンダーソリューション間で移植可能なレンダリングジョブを定義するための、新しく、柔軟で、オープンな仕様の Open Job Description (OpenJD) を発表しました。レンダリングパイプラインは、プロジェクト、技術、管理上の決定によって大きく異なります。OpenJD は、互換性を最大化し、複雑さを軽減し、これらの要因が必然的に変更される場合に、パイプラインをより簡単に適応させることができるように設計されています。レンダリングファームのコンピューティング管理ソフトウェアである AWS Thinkbox Deadline のチームが開発した OpenJD は、現在パブリックレビューとコメントを受け付けています。私たちは開発者コミュニティの方からこの新しいレンダリングサブミットの仕様に関するフィードバックをお待ちしています。

AWS Thinkbox Deadline がSpot Event Plugin にマルチリージョンサポートを追加

Amazon Web Services (AWS) は、Spot Event PluginにAWSマルチリージョンサポートを追加したAWS Thinkbox Deadlineのリリース10.2.1を発表しました。これにより、Deadlineのお客様は、1つのSpot Event Pluginから複数のAWSリージョンのスポットフリートを管理することが出来るようになり、レンダリングをリージョンを跨いで簡単にスケーリングできるようになりました。

AWS Thinkbox DeadlineでRezをサポート

AWS Thinkbox Deadline 10.2.0.10 から Rez のサポートが追加されました。Rezとはサードパーティや一般的に使用されているDCC(Digital Content Creation)ツール用にスタンドアロンの構成済み環境を作成する、オープンソースのパッケージマネージャーです。コンテンツ制作のパイプラインにおいて広く使用されており、VFXやアニメーション制作の開発者が抱えているパッケージ管理に関する数多くの課題を解決しています。この記事ではDeadline上でRezを使用する方法について解説しています。