Amazon Web Services ブログ

Tag: Amazon OpenSearch Service

Amazon OpenSearch Service と Amazon S3 のゼロ ETL 統合によるデータ可観測性のモダナイズ

私たちは、バージョン 2.13 以降のドメインで Amazon OpenSearch Service の Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) とのゼロ ETL 統合の 一般提供開始を発表できることを喜ばしく思います。
この統合により、お客様は Amazon S3 と Amazon S3 ベースのデータレイクに格納されているオペレーショナルログを、ツールを切り替えることなくダイレクトクエリできるようになりました。
OpenSearch Service と S3 データセットにまたがってクエリを実行することで、運用とセキュリティイベントの包括的な分析を行うことができます。
OpenSearch Service との新しい統合により、AWS のゼロ ETL ビジョンが実現され、データの複製や複数の分析ツールの管理による運用の複雑さが軽減されます。

xChat アイキャッチ

寄稿:JFE エンジニアリング株式会社による生成 AI を利用した業務効率化の取り組みをご紹介

JFE エンジニアリング株式会社における生成 AI を活用したプラットフォーム「 Pla’cello xChat 」 (以下 xChat) を開発し、建設業における見積りなどの業務を効率化した事例をご紹介します。ブログの中では、プロジェクトの背景、開発体制、 AWS の活用方法についても解説します。

Amazon OpenSearch Service は Multi-AZ with Standby を利用した 99.99% の可用性をサポート

AWS は OpenSearch Service の新しいデプロイメントオプションである Multi-AZ with Standby を発表しました。これにより、高頻度の監視、迅速な障害検出、障害からの迅速な回復などの重労働を軽減し、インフラ障害が発生した場合でもドメインの可用性とパフォーマンスを維持できるようになります。Multi-AZ with Standby を使用すると、ドメインは 99.99% の可用性と一貫したパフォーマンスを実現できます。

AWS サービスを活用して代替商品を提案するためのガイダンス

完璧な世界であれば、小売業者は決して在庫切れを起こすことはありませんが、予期せぬ需要により最善の状況にならない場合もあります。食料品店は平均して営業時間の 8.2% は在庫切れの状態になっており、さらにプロモーション品では 15% にもなるため、70 億ドルから 120 億ドルの売上機会損失の危機にさらされています。次善の策は、おそらく顧客のニーズを満たす同様の商品を提供することです。注文をピッキングする従業員に自動でおすすめの代替商品を提案することで、顧客体験を向上させ、売上減少を防ぐことができます。

2020 年、米国のオンライン食料品売上は 54% 増加し、その注文の半分以上において注文した商品の内少なくとも 1 つが在庫切れになっていました。その商品は売れずにスキップされて売上減少につながることもあれば、注文をピッキングする従業員が代替品を推測することもありますが、その代替品が顧客のニーズを全く満たしていないこともあります。いずれにせよ、顧客体験は悪影響を受け、企業ブランドは傷つきます。

より良いアプローチは、異なるブランド、色、フレーバー、サイズなどの類似の商品を推奨することです。これがインテリジェントに行われれば、良好な顧客体験が保たれ、問題は回避されます。大量の商品に代替ルールを作成することは非効率的で効果的ではありません。その代わりに、Amazon Web Services (AWS) はおすすめの代替商品を提案するソリューションを構築しガイダンスとして公開しています。

Amazon OpenSearch Service を使うと、在庫切れ商品からおすすめの代替商品を提案できます。商品名と説明は、テキスト埋め込みアルゴリズムを使用して数値ベクトルに変換され、OpenSearch Service の K 最近傍 (k-NN) インデックスに挿入されます。代替商品を要求する際、候補商品は OpenSearch Service の事前フィルタリングを使用して絞り込まれ、探していた商品からの数値表現の近さに基づいてランク付けされます。

ラストマイルを実現:AWSによる革新的な即時配送ソリューション

配送業務やラストマイル物流サービスの開始を計画しているお客様からのよくある質問に対応するため、AWS ASEAN (東南アジア諸国連合) のプロトタイピングチームはオープンソースのコンテンツを公開しました。これにより、企業は簡単に独自のラストマイル機能を構築できると同時に、即時配送と当日配送といったニーズに対応できます。IoT、サーバーレス、機械学習、地理空間技術を活用するとともに、イベント駆動型アーキテクチャも採用しています。

生成系 AI アプリケーションでベクトルデータストアが果たす役割とは

本投稿では、生成系 AI アプリケーションにおけるベクトルデータベースの役割と、生成系 AI の能力を活かすうえで AWS のソリューションをどのように活用できるのかについて説明していきます。