Amazon Web Services ブログ
【開催報告】アップデート紹介とちょっぴりDiveDeepするAWSの時間 第二十回 (07/28)
こんにちは! アマゾンウェブサービスジャパン合同会社 ソリューションアーキテクトの黄です。
2022 年 7 月 28 日に「ちょっぴり DiveDeep する AWS の時間」の第二十回目をオンライン開催致しました。本イベントは、AWS の数あるアップデートの中から「すぐ使える、運用に役立つ、あったらいいなと思ってた、おもしろい、重要」なものをピックアップし、ちょっぴり DiveDeep してカジュアルな雰囲気でお伝えするイベントです。
今回は、「データアナリティクス編」というサブタイトルでアナリティクスに特化した特別編でした。7 月 13 日に Amazon Redshift Serverless が GA (Generally Available) し、早速 Redshift Serverless の内容も盛り込んでいただきました。
イベントには、 200 名近くのお客様にご参加いただきました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました!
また、過去の開催報告はこちらよりご確認いただけます。
当日の様子と実施内容
当日の発表メンバー
アジェンダ
今回は、AWS メンバーより 4セッションを 合計 2 時間でお届けしました。
- オープニング & クロージング / AWS アカウントマネージャ 楠本 亮 (Ryo Kusumoto)
- SA の 今月のお薦め 5 分間アップデート (5分) / AWS ソリューション アーキテクト 前田 駿介 (Shunsuke Maeda)
- 今月の AWS のサービスアップデートを 5 分でご紹介。たくさんのアップデートの中から今回は 4 つをご紹介しました。
- Amazon Athena であっちこっちのデータを一括分析しよう (20分) / AWS ソリューション アーキテクト 黒澤 蓮 (Ren Kurosawa)
- Amazon Athena の複数のデータソースに対してクエリをかけられるフェデレーテッドクエリ。直近のアップデートで AWS の提供するこのコネクタの種類が大幅に増え、 Google BigQuery など他社製のデータソースに対しても簡単にクエリを実行することができるようになりました。今回は追加されたコネクタを利用して AWS 内外のデータをクエリして分析する方法をご紹介します。
- サーバーレスきたる。Amazon EMR Serverless について語る (20分) / AWS ソリューション アーキテクト 福本 健亮 (Kensuke Fukumoto)
- 便利なマネージドサービス群が提供されていて、運用負荷は下がっている。けれどもサーバーの管理やスケールに関してできるだけ手間を無くしたい。そんな方に吉報です。Amazon EMR Severless をお使いいただくことで、さらに管理負荷を減らし、より柔軟で自動化されたリソースのスケーリングが期待できます。本セッションでは従来から提供されてきた Amazon EMR とそのサーバーレス版の違いにフォーカスして説明します。
- Amazon QuickSight でかっこいい BI ダッシュボードを作る方法 (30分) / AWS 事業開発 伊東 大騎 (Daiki Itoh)
- SaaS の一部として BI ダッシュボードを検討するも、どうすればデータを活用しやすい形に可視化できるか分からない、というお悩みはありませんか? Amazon QuickSight を使えば見栄えの良い、ビジネス価値の高いダッシュボードを簡単に作れます。本セッションでは、効果的なダッシュボード作成におけるポイントをお伝えします。
- Redshift Serverless で今から始めるサーバレスデータ分析環境 (30分) / AWS ソリューション アーキテクト 奥野 友哉 (Tomoya Okuno)
- 「ちょっとしたデータ分析環境を、すぐ立ち上げて、安く使いたい」、「ログは保存しているけど、まだうちではちゃんと分析ができていない」、「Amazon Athena はパーティション設計にハードルがあるし、最近はクエリがタイムアウトする」、そんなあなたに、Amazon Redshift Serverless のご紹介と、Amazon QuickSight と組み合わせて簡単にサーバレスデータ分析環境を立ち上げる方法をお伝えします。
当日の様子
当日の内容を抜粋してご紹介します。
Amazon Athena であっちこっちのデータを一括分析しよう
Amazon Athena の federated query について紹介を行い、複数の Connector のうち Google BigQuery Connector について、実際の環境構築からクエリー実行までの流れについてデモを交えながら紹介しました。Amazon Athena federated query は複数の場所にあるデータソースについて横串で分析をしたい時などに価値を発揮するものとなります。
サーバーレスきたる。Amazon EMR Serverless について語る
Amazon EMR Serverless について、サーバーレスのメリットから始まり、EMR Serverless のスケーリングの仕組みやワーカーの設定、料金、そして使う時の考慮事項など細部まで丁寧に紹介しました。デモとして Spark のサンプルを動かしながら、使う方法や各種設定のオプションなども詳細に解説を行いました。
Amazon QuickSight でかっこいい BI ダッシュボードを作る方法
クラウドに最適化されている BI ツールである、 Amazon QuickSight は、データの可視化を素早く実現することができます。また、既存のサービスに、簡単に組み込むことができ、エンドユーザーにインサイトを提供することができます。こちらのセッションではビジネスのユースケースに沿って、どのような分析を行うには どのようなBI ダッシュボードを作った方が良いのかの観点から解説しています。また、ダッシュボード構成の Tips についても具体的に複数紹介しました。
Redshift Serverless で今から始めるサーバレスデータ分析環境
7 月 13 日に一般提供を開始した Amazon Redshift Serverless について、その特徴や Redshift Provisioned との違い・使い分けについて紹介しました。最後にはデモとして、Amazon Redshift Serverless にサンプルデータをロードし、Amazon QuickSight から可視化するところまでお見せしました。
今回は、データアナリティクス編として、Amazon Athena の federated query、Amazon EMR Serverless、Amazon Redshift Serverless、Amazon QuickSight でかっこいい BI ダッシュボードを作る方法などの紹介を行いました。今回紹介したサービスは全てサーバーレス系のサービスとなっており、インフラの運用負荷から解放される様なサービスとなっています。
実施後のアンケートでは、「 QuickSight のダッシュボードの作り方がとても素晴らしかったので参考にしたいです。」、「Redshift Serverless の特徴や使い分け、簡単な使い方がとても参考になりました。ありがとうございました。」といった嬉しいお声も多数頂くことが出来ました!
今後も月に一度のペースで様々なコンテンツの提供を予定しておりますので、是非ご参加お待ちしております!
各種資料・動画のダウンロード
このウェビナーがお役に立てば幸いです。
当日の各セッションで使用しました資料のダウンロード先をご案内させていただきます。
資料:
【 オープニングセッション 】
【 Amazon Athena であっちこっちのデータを一括分析しよう 】
【 サーバーレスきたる。Amazon EMR Serverless について語る 】
【 Amazon QuickSight でかっこいい BI ダッシュボードを作る方法 】
【 Redshift Serverless で今から始めるサーバレスデータ分析環境 】
動画:
【 オープニング&SAの今月のお勧め 5 分間アップデート 】
【 Amazon Athena であっちこっちのデータを一括分析しよう 】
【 サーバーレスきたる。Amazon EMR Serverless について語る 】
【 Redshift Serverless で今から始めるサーバレスデータ分析環境 】
次回予告
次回もお客様事例セッションがございます!ぜひ、ふるってご参加ください。
- 第二十一回 「アップデート紹介とちょっぴり Dive Deep する AWS の時間」 〜コスト最適化、ソリューション、事例等 AWS の上手な使いこなし方編〜
- 申込ページ
- 開催日時:2022 年 8月 18日(木)16:00 – 18:00 オンライン開催
- アジェンダ
- オフィスアワーで会いましょう – ISV / SaaS 事業者向け個別相談会のご案内
スピーカー:AWS ソリューション アーキテクト 加治 博章 (Hiroaki Kaji) - AWS をコスト最適に活用 〜 コスト最適化関連サービスのご紹介 〜
スピーカー:AWS ソリューション アーキテクト 松岡 勝也 (Katsuya Matsuoka) - AWS ソリューション知ってますか? 〜 便利な構成テンプレ集 〜
スピーカー:AWS ソリューション アーキテクト 堀内 保大( Yasuhiro Horiuchi )、黄 光川 ( Kousen Kou )、馬 賽 ( Sai Ma ) - お客様事例セッション:Amazon Connectの良いところと、弊社での使い方紹介
スピーカー:株式会社Speee DX事業本部 竹井 彰平 ( Shohei Takei ) 様
- オフィスアワーで会いましょう – ISV / SaaS 事業者向け個別相談会のご案内
このブログは、ソリューションアーキテクトの黄が担当しました。