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【速報】CTO of the year 2018 は、atama plus 株式会社 CTOの川原さんに決定
みなさん、こんにちは。AWSでスタートアップ向けのマーケティングプログラムを担当している石渡です。本日開催されたCTO of the year 2018の速報をお届けします。
CTO of the yearというイベントそのものは、以前のブログ投稿をご覧下さい。
ハイレベルなピッチバトルを制し、第5代目のCTO of the yearに輝いたのは、atama plus 株式会社 CTO の川原 尊徳さんでした。
川原さんのプロフィール:
2006年に東京大学大学院情報理工学系研究科を卒業し、マイクロソフトに入社。Hotmail開発、日本語IME開発、データサイエンティスト等を経て、2017年に大学時代の仲間とともにatama plusを設立し、CTOになる。現在は主に組織づくりとレコメンドエンジンのコアロジックを担当。
川原さんのピッチタイトルは「Lean AI開発により、3ヶ月でプロダクトマーケットフィット、1年で大手塾の2割に導入するまで至った話」というもの。自社プロダクトを迅速にリリースしていくために重ねた試行錯誤やその裏側にあるストーリーが披露されました。
3ヶ月でプロダクトマーケットフィットを目指すという目標のなかで、AIアルゴリズムをいかにして超高速開発するか、そしてその改善サイクルを回すかという点がamata plusにとって極めて重要だったと川原さんは語ります。
Lean AI開発というコンセプトで話す中で、以下の2つのポイントが極めて大事だということに気がついたということです。
審査員を含めて、多くの聴衆の興味を引いたのがこの2つの秘訣。川原さんは同社での具体的な取り組みを、実際の体験を交えて詳細にピッチしました。このピッチの内容は、ぜひ、明日公開予定のビデオでご確認ください!
◆今年新設された「オーディエンス賞」には、株式会社Voicyの窪田さんが輝く
今年のCTO of the yearでは、会場にお越し頂いた方の投票によって決まる「オーディエンス賞」を設けました。会場にお越し頂いた方がリアルタイムの投票システムによって、皆さんの視点で最も優れたCTOを選出してもらおうというものです。
初代のオーディエンス賞に輝いたのは、株式会社 Voicy の CTO 窪田 雄司さんでした。
窪田さんのプロフィール
2016年2月にVoicyを共同創業しCTOに就任。 当初はすべて一人で開発を行い、現在はチームビルディングやサービスの企画・品質管理のほか、プロダクトの開発も引き続き手がける。 創業以前は金融、流通、EC、広告などさまざまな業種においてシステムの開発・マネジメントやPMO業務にもに携わってきた。
窪田さんのピッチタイトルは、「サービスを最速で伸ばす先回りの技術」。
中長期の事業計画も含めて見ているCEOに対して、CTOは、CEOのちょっと先に視点を置いて、様々な準備を進めておくことが肝要だと窪田さんは語ります。
例えば、人気のインフルエンサーがVoicyのサービスを使い始めたことで、アクセスが急増した際の話など、実経験を交えたリアリティのある教訓をプレゼンテーションしました。窪田さんが何を語ったのかは、明日公開予定のビデオでぜひご確認ください。
表彰式の様子をクイック編集したビデオは以下からご覧頂けます。
◆他にも必聴のハイレベルなピッチが多数。明日のビデオをお見逃し無く
今年登壇頂いた7名のピッチは、いずれもハイレベルなもので、審査の際も、かなり票が割れたそうです。そのピッチバトルの様子は、明日、このブログ内でご紹介しますので、改めてご覧頂ければ幸いです。