Amazon Web Services ブログ
AWS Weekly Roundup: Amazon EC2 U7i インスタンス、Bedrock Converse API、AWS World IPv6 Day など (2024 年 6 月 3 日)
人生はいつも幸せだとは限らず、苦しいときもあります。それでも、私たちは歩みを共にする人たちと喜びや苦しみを分かち合うことができます。AWS コミュニティも例外ではありません。
Jeff Barr は、健康上の問題に直面している 2 人の AWS コミュニティメンバーを紹介しました。AWS コミュニティビルダーである Farouq Mousa は、脳腫瘍と闘っています。AWS サーバーレスヒーローである Allen Helton には、白血病と闘う小さな娘がいます。
Farauq と Allen の娘である Olivia への寄付を通じて、2 人が病を克服できるようにサポートしましょう。
5月27日週のリリース
私が注目したいくつかのリリースをご紹介します。
Amazon EC2 ハイメモリ U7i インスタンス – 最大 32 TiB の DDR5 メモリと 896 個の vCPU を搭載したこれらのインスタンスは、カスタム第 4 世代インテル Xeon スケーラブルプロセッサ (Sapphire Rapids) 駆動のインスタンスです。これらのハイメモリインスタンスは、SAP HANA、Oracle、SQL Server などの大規模なインメモリデータベースをサポートするように設計されています。詳細については、Jeff のブログ記事をお読みください。
新しい Amazon Connect 分析データレイク – コンタクトレコード、エージェントパフォーマンス、Contact Lens インサイトなどを含めたコンタクトセンターデータに単一のソースを使用できるため、複雑なデータパイプラインを構築して維持する必要がなくなります。組織は、Amazon Connect データを使用して独自のカスタムレポートを作成したり、サードパーティソースからクエリされたデータを組み合わせたりすることができます。詳細については、Donnie のブログ記事をお読みください。
Amazon Bedrock Converse API – この API は、Amazon Bedrock モデルを呼び出すための一貫性のある手段を開発者に提供して、推論パラメータなどのモデル固有の違いを調整する複雑性を取り除きます。この API を使用すると、コードを一度記述するだけで、そのコードを Amazon Bedrock のさまざまなモデルでシームレスに使用することができます。詳細については、使用を開始するための Dennis のブログ記事をお読みください。
PartyRock の新しいドキュメントウィジェット – PartyRock を使用して、楽しむため、または個人的な生産性を向上させるための生成 AI 駆動のアプリケーションを構築、使用、共有することができます。PartyRock のウィジェットは、コンテンツの表示、入力の受け入れ、他のウィジェットとの接続、基盤モデルを使用したテキスト、画像、チャットなどの出力の生成を行います。これからは、新しいドキュメントウィジェットを使用して、ファイルやドキュメントからのテキストコンテンツを PartyRock アプリに直接統合できるようになります。
Amazon CloudWatch の 30 日間のアラーム履歴 – アラーム状態変化の履歴を最大 30 日前まで表示できます。これまで、CloudWatch は 2 週間のアラーム履歴を提供していました。この拡張履歴により、過去の動作の観察や、より長い期間にわたるインシデントの確認を簡単に実行できるようになります。詳細については、CloudWatch ドキュメントのアラームセクションをお読みください。
10 倍速くなった Amazon SageMaker Canvas の起動時間 – SageMaker Canvas を 1 分足らずで起動し、機械学習のための視覚的なノーコードインターフェイスの使用をこれまでよりも 10 倍速く開始できます。これからは、既存または新規の SageMaker ドメインで作成されたすべての新しいユーザープロファイルで、この迅速化された起動時間を経験できるようになります。
AWS からの発表の完全なリストについては、「AWS の最新情報」ページをご覧ください。
AWS のその他のニュース
こちらは、皆さんが興味を持つかと思われるその他のニュースと Twitch 番組です。
Let us manage your relational database! – Jeff Barr は、AWS の一部のお客様がクラウドでの独自のデータベースのホスティングを引き続き選択している理由をよりよく理解するためのアンケートを実施しました。アンケートの回答を起点として考えることにより、Jeff は AWS マネージドデータベースサービスが対処する 4 つの問題を取り上げました。独自のデータベースをホストする前に、ぜひこれらを検討してください。
Amazon Bedrock Serverless Prompt Chaining – このリポジトリは、プロンプトチェイニングを用いた複雑できわめてスケーラブルなサーバーレス生成 AI アプリケーションを構築するための、AWS Step Functions および Amazon Bedrock の使用例を提供します。
AWS Merch Store スプリングセール – AWS ブランドの T シャツ、キャップ、バッグなどを購入しませんか? 今から 6 月 7 日まで、すべてのアイテムが 15% オフになります。
今後の AWS イベント
カレンダーを確認して、これらの AWS イベントにサインアップしましょう。
AWS World IPv6 Day – AWS エキスパートによるテクニカルプレゼンテーションの他、ワークショップやホワイトボードセッションが行われる、6 月 6 日開催の無料対面祝賀イベントにご参加ください。IPv6 の使用開始方法を学び、IPv6 導入ジャーニーを開始したお客様の話を聞くことができます。サンフランシスコ、シアトル、ニューヨーク、ロンドン、ムンバイ、バンコク、シンガポール、クアラルンプール、北京、マニラ、シドニーのうち、お近くの都市のイベントをご確認ください。
AWS Summits – クラウドコンピューティングコミュニティがつながり、コラボレートし、AWS について学ぶために一堂に会する無料のオンラインおよび対面イベントに参加しましょう。最寄りの都市でご登録ください。日程は、ストックホルム (6 月 4 日)、マドリッド (6 月 5 日)、ワシントン DC (6 月 26~27 日) です。
AWS re:Inforce – ペンシルバニア州フィラデルフィアで開催される AWS re:Inforce (6 月 10~12 日) にご参加ください。AWS re:Inforce は、AWS セキュリティソリューション、クラウドセキュリティ、コンプライアンス、アイデンティティに焦点を当てた学習カンファレンスです。セキュリティツールを構築している AWS チームとつながるとともに、AWS のお客様と交流して、それぞれのセキュリティジャーニーについて学びましょう。
AWS Community Days – 世界中のエキスパート AWS ユーザーと業界リーダーがリードするテクニカルディスカッション、ワークショップ、ハンズオンラボが盛り込まれたコミュニティ主導のカンファレンスにぜひご参加ください。日程は、中西部 | コロンバス (6 月 13 日)、スリランカ (6 月 27 日)、カメルーン (7 月 13 日)、ニュージーランド (8 月 15 日)、ナイジェリア (8 月 24 日)、ニューヨーク (8 月 28 日) です。
近日開催されるすべての対面イベントと仮想イベントを閲覧することができます。
6月3日週はここまでです。6月10日週の Weekly Roundup もお楽しみに!
– Channy
この記事は、Weekly Roundup シリーズの一部です。毎週、AWS からの興味深いニュースや発表を簡単にまとめてお知らせします!
原文はこちらです。